つながる*noyama

秋の始まりに…苗場山  後編

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前編は → こちらから꙳⋆


小屋についたら濡れた衣類は乾燥室へ

今日の泊まりは9人だけだから、好きなところ使っていいですよ


小屋に一番乗りでまだ誰も使ってない部屋
広い寝室になる部屋はコの字型に寝室が作られている
その真ん中の寝台には高く布団が積まれていた
コの字型の部分が満員の時はその場所も寝室として使うのだろう




どこにするか悩んでいると


カーテンで仕切ると個室になるからここがいいと思いますよ


そう教えてくれた。
その場所を今日の寝床にすることにした
荷物を置いて着替えたらお昼ご飯
Moちゃんはパン、わたしはシーフードヌードルで簡単に済ます。
何故ならこのあとはsweets timeだからだ
Moちゃんがデザートを作ってきてくれていた
勿論わたしも小さめだがウィークエンドシトロンを作って持ってきた
珈琲を淹れる為のお湯を沸かしていると


かわみんさん、お誕生日、昨日でしたよね?


え??わたし言ったっけ?そんな話したっけ??
いつの山だったか、山の打ち合わせの日だったか
誕生日の話題をした記憶があるような?ないような?
日にちまで言ったかどうか忘れていた
Moちゃんは続けてこう言う

覚えやすかったんです。
わたしの誕生日から1を引くとかわみんさんの誕生日!


ナニコレ!?うそ!ホント?ちょっと感激なんですけど!!!
息子がケーキを買ってきてくれたのが嬉しくてTwitterに画像をUPしたりしたが
Moちゃんが見るかもしれないinstaにはあげないでいた
彼女がわたしの誕生日を知る由もないと思っていた
勿論、そんな事期待もしなかったし頭にもなかっただけに嬉しさも倍増だった。


さつまいものキャラメリゼのチーズケーキには
可愛くミニガーランドの飾り付き♩
わーいわーい❤︎



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心もお腹もまんぷくで幸せ度は200%!
心とお腹が満たされて幸せになると人は眠くなるものだ(私だけ?)
部屋に戻って荷物の整理しなくちゃね
と言いつつただ布団の上でゴロゴロして
ついでに寝たいだけだったりして。


夕ご飯まで寝ようかなぁ




窓ガラスをつたう雨を眺めていると
それは催眠術みたいで知らず知らずのうち目を閉じていた





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Moちゃんのスマホからアラームが鳴って目が覚める
夕飯の時間に合わせてセットしてた音だ。と言っても
私たちは素泊まりなので自分たちで用意しなければならない。
じゃぁ、そろそろ…
そんな風にして起きだして、鍋やら食材やら袋に入れて移動する


小屋には自炊室というところがない
どこで自炊をするかというと食堂である
有難いことに、食堂を使わせてもらえるのだ。
勿論、バーナーの使用も可能だ



*



今夜のメニューはカレー。
なんでカレーにしたかと言うと、
ここに泊まる際、ご飯付きにするか素泊まりにするか悩んだのであるが
小屋の夕飯はカレーライスとポテトサラダのことが多いとの情報だった
カレーとポテトサラダなら自分たちで作る?って話になり
きっと頭から『カレー』の文字が消えなかったのだろう。
他にもメニューなんて幾らでもあるのに、カレー以外浮かばなかった


カレーを作るといっても
鍋の後始末が大変という理由でレトルトを使う
それならご飯はちゃんと炊いてみよう
ついでにサラダも作りましょうと相成った
サラダと言えば今わたしがハマっているのが無花果のサラダだ
つい先日も有名デリカテッセンの無花果と黒胡椒ハムのサラダを食したばかりだった。
爽やかなフランボワーズのドレッシングをかけて頂くという
なんともシャレオツな一品である。
作るのならそれを完コピしたい。
再現する為に数日前にはそのデリカテッセンへ赴き偵察だ
さすがにドレッシングのレシピは公表されていないから
ラズベリーのピューレやらワインビネガーやらetc
混ぜ混ぜして作ってみたらなんとなんくソレ風に出来上がった。




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ご飯はMoちゃんが上手に炊いてくれてカレーライスの味は間違いない!
無花果のサラダもこれまた美味!
フランボワーズの甘酸っぱさが爽やかで後を引く。
これだけでも充分足りる夕飯だったのだけど
余ったからと言って小屋の方から肉じゃがを頂いた。
そのあと…味噌汁も余ったからどうぞ。と
え?味噌汁も?そんなぁいいんですか?
と手を伸ばそうとしたら

あ!それ頂いてません!


お客さんに全部届いてないようだった。
危うく他の方が頂く味噌汁までちゃっかり頂戴するところだった。



ご飯を食べ終えてからは
用意されていたほうじ茶をこれでもかってくらい啜る
香ばしいほうじ茶は胃の中をサッと流してくれるようで
食べすぎなお腹も少し軽くなったようだ。


それにしてもなんだなんだ?
今回は山旅なのか?それとも食い倒れ旅なのか?
食べてばっかりで摂取総熱量は運動量より遥かに多い
でもいいじゃない
一応3時間は歩いたんだしさ


シャコシャコ歯を磨くと気分はもうおやすみなさい。
寝ちゃうと明日が来ちゃうから勿体ないけど
寝不足の身体は正直である
布団の中にスルッと入れば瞼は重くなるばかり
明日の好天を期待しつつオヤスミナサイ…zzz





*

*

*



夜明け前、目を覚まし頭の後ろのカーテン越しに丸く光る月が見えた
雨が上がって月が出たんだ
半分寝ながらヤッター!
その後もうつらうつらして何分経ったのか
辺りが明るくなり
目の前に窓が見える
窓ガラスにはぽつぽつと雨があたっているのが見えた


あれ?さっきは月が出てたのに


月だと思ったのは頭の後ろ側の点灯した電球の灯りだった…
頭の後ろは部屋の中じゃないか…とんだ勘違いヤローだ


*


朝焼けを見ようとアラームは5時過ぎにセットされていた(と思う)
Moちゃんのスマホから何度もアラームが鳴る
スヌーズになってるのかそれから3度鳴った。
4度目のアラームが鳴りしばらくすると


朝食の準備ができました


朝食を知らせるアナウンスが流れる


 am6:00



相変わらず窓の外は本降りの雨
今日は晴れる予報じゃなかったんかい
心の中でツッコミをいれたところで天気は変わらない



雨、止みそうにないね
さーて朝ごはん作ろっか。


朝ごはんは厚切りトーストにスクランブルエッグ、ウインナー
それに季節のフルーツ、葡萄も添えて。



私たちが食べ始める頃には一人・・・二人・・・と
朝食を終えた人が食堂を出て行く。
厚切りトーストを半分食べる頃には私たち以外、誰もいなくなった。
食後にほうじ茶を啜る。










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am 8:45 出発




相変わらず外は雨
勿論、ガッカリだ
だって今日は晴れる予報だったんだもの。
小屋の方の話によると
お昼頃にはお天気回復するみたいです
とのことだった。

いやいや、昼までは待てないでしょう
残念すぎるでしょう

そんな気持ちだった。
なによりも苗場山が初めてのMoちゃんに
この広大な山頂湿原を
神様の作った田んぼを見せたかった
それが叶わなかったのが残念でならない


なんとなく広いの分かります。
見えないけど(笑)
また来ます!

そう言って貰えたのが救いである


*

小屋から歩いて2分の山頂へ
そこから湿原へ下りていき
昨日歩いてきた方へと戻っていく



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木道の脇に竜胆が小さなブーケを作って咲いている
来る時には晴れた空の下で撮ろうと
昨日は撮らずにきた

でも今日の雨の中に咲く
しっとりと濡れたこの花たちの美しいことよ


*


短い樹林帯を抜けると湿原へ出る
草紅葉の湿原とはここでサヨナラだ
もしかしたら霧がサァっと消えるかもしれない
期待して振り返ってまた前を向いて、また振り返って


すると
あれ?空が明るい気がする
あれ?霧が流れてる




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ほんのつかぬ間、ほんの一瞬
霧が流れ木々が姿を現し
池塘に太陽の光が届く



その一瞬でも満ち足りてしまう秋の美しさを垣間見た




*

*

*



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山はどんな風に彩っていくのだろう
秋はこれからが本番






おしまい…꙳⋆



by mt_kawamin | 2018-09-26 21:38 | 山登り | Comments(2)
Commented by zbjsower at 2018-10-08 08:03
雨はやっぱり残念ですが、雨の日ならではの雰囲気のお写真が郷愁を感じます。
私は以前、平標山で雨の登山を初体験したのですが・・・
実は・・・想像以上に楽しくない登山でした;;
雨の中でも写真をパシャパシャ撮っていたら、レンズが防滴仕様じゃなかったために、カメラまで動作しなくなって泣きそうになったという事も起因しているかもしれません。
それ以来、山に行く時は晴れた日しか行く気がしなくなってしまいました^^;
でも、こうして改めてお写真を拝見していると、雨は雨ならではの良さもあるかな?なんて思ってしまいます。
それにしても素敵なお誕生会。
お友だちからの心遣いがじ~~んと伝わってきます。
本当におめでとうございました^^
Commented by mt_kawamin at 2018-10-10 21:39
*Hideさん

雨の日の登山が「想像以上に楽しく無い」
ご尤も!!笑
重いザック担いで雨ザーザーだと、もう嫌になりますよ〜
それは私も同じです。
数年前(それ以外にも多々あり)行程の三日目が土砂降りで
翌日に笠ヶ岳でテント泊の予定だったんですが
双六岳で雨の中撤営して笠ヶ岳へ向かったら
もう兎にも角にも雨が酷くて登山靴の中もぐちゃぐちゃで
そのあとにびっしょり濡れたテントを広げてその中で寝るなんてもう勘弁!って感じで
翌日は晴れ予報だったんですが、即、下山決めたこともありましたよ。
雨でも霧雨くらいだと風情ありますし、写真も撮れるけど
さすがに土砂降りだともう何もかも無理ですよね(≖ᴗ≖ )クスッ

そうそう、ケーキをね
こちらは誕生日の日にちを言ったことすら忘れてたんですが
ちょっとした会話を覚えててくれたことがとても嬉しかったです♪
こうやってお祝いして貰えると
年を重ねていくのも悪く無いな〜と思ったりします。
ほんと、友達の気持ちには感激しました❤︎