つながる*noyama

二輪草の頃   ~蝶ヶ岳編 ①~

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本編のfilm : Fujifilm Velvia 100


二輪草と過ごした翌日は蝶ヶ岳へ

GWに続いて今年二回目の蝶ヶ岳だ
好きな山は年に何回だって登りたい。






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5/20 sun

am4:30 起床


山では早出早着がセオリーだ
だが敢えて今日の出発は7時にする
正確に言うと7時までに出発できたらいいなぁという具合。

徳沢から長塀尾根をを登っても
横尾から登っても、蝶ヶ岳まではCTで約4時間半ほど。
7時に出てゆっくり歩いても13時までには着くだろう
どんなに遅くても14時には着く筈だ。
今日は日曜だし、登っていく人が少なし
クマに遭遇するのも心配だし・・・


って、どんだけ遅出の理由くっつけるつもり?





そんな訳で出発は7時までに
じゃぁどこから登ろうか?
出来るだけ辛くないルートで!
そうなると、樹林帯は長いけれど急登が短い長塀尾根だ
四月に歩いたばかりで記憶に新しいのもあって安心だし。
そして下山も長塀尾根からにしようか
帰りのバスやお風呂に入ることも考慮するとそれがいいだろう。



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長塀尾根は長塀山へ出るまで延々と樹林帯が続く
眺望なんてない
夏期、長雨の後に歩こうものなら
水捌けが悪いせいなのか?あちこちに小さな池ができるほどで
地面はグチャグチャだし、お世辞にも歩きやすい道とは言えない。



兎にも角にも樹林帯が長いのは有名で
誰も彼もが口を揃えてそれが嫌だという。
そんな嫌われ者の長塀尾根だけれど
残雪期ならクリームソーダ色になった妖精の池は素敵だし
夏期なら長塀山を越えた辺りからお花畑が綺麗だ。
そんな理由から
みんなが口を揃えて言うほど私は長塀尾根が嫌いではない。
因みに横尾からだと残念ながらお花畑は無い。







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最初は急登でものちに緩やかな登りになり
さらには緩く登り下りを繰り返し
妖精の池をすぎる頃には頭上は大分開けてくる
岳樺の間を縫ってしばらく歩いていくと目の前に雪原が広がる
大きく開けた時の開放感を感じると同時に
左側には穂高がドドドーーンと迫って見えるのだからもうたまらない。

ここまでくればヒュッテまではもう近い。


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何故、こんなにもこの山に惹かれるのか。
答えは簡単明瞭
槍ヶ岳や穂高を真正面に眺めることができるから。


3000m級の名だたる名峰が前習え!
と言わんばかりに横一列に整然と並んでいる

どの山にいたって探してしまう
天を貫かんばかりの頂をもつ北アルプスの大スター槍ヶ岳
それとは正反対に
地をグググっとえぐり取ったような
槍穂のシンボリックな大キレット
ゴジラの背中のギザギザみたいな北峰をもつ前穂高

これほどインスタ映えする山は他にはないだろう
あるかもしれないけどw
それを真横から眺められるんだから
この上ない幸せな時間を過ごせること間違いない。








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テントを開けたら目の前に槍ヶ岳
そんな好立地にも痺れちゃう


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太陽はだいぶ西に傾き
柔らかな陽を浴びながら食べる夕ご飯
食後には丁寧に珈琲を淹れる。
陽が落ちるまでゆっくり本でも読んで過ごすことにしよう
贅沢で至福な時間が流れていく。


山で過ごすこの時間が一番好きだ




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つづく








by mt_kawamin | 2018-09-13 07:00 | 山登り | Comments(2)
Commented by ほたか at 2018-09-14 12:44 x
かわみんさん、こんにちは。

プログ、春に戻ったのですね(笑)

今回の写真、これまでのフィルムの写真と違って、黄色味が抜けて、青の彩度が強くなったように感じました。
Velviaと書いてありましたが、これまでとは違うフィルムなんですか?
青空なら、今回の写真も綺麗でいいですね🎵

ちなみに、長塀尾根は樹林帯が長く日陰が多そうですが、徳沢で二輪草が見頃のころは、高度が低い所から残雪が多かったりで、横尾からより早くからアイゼンつけないといけないのでしょうか?
Commented by mt_kawamin at 2018-09-14 21:24
*ほたかさん

はい。戻りました(笑)
本当なら秋の始まりまで来て、今さら春?な感じですが
大好きな二輪草の写真を放置したくなかったからなんです。
二輪草と、蝶ヶ岳の記事だけは(もしかしたらGW分も書くかも?w)
残しておきたいかなぁ?と。
あとは、木曽駒から山の予定を入れてなかったので
時間がたっぷりあるっていうのも一つの理由でした(^^)

Velvia(ベルビア)は
【もう一度、ベルビアの感動へ。 超高彩度と鮮鋭度に加え、優れた粒状性と解像力を合わせ持ち、自然風景・花をはじめ、幅広い分野の撮影に適しています。特に、精密な描写や色彩の強調が必要な場合に最適です。】
と書いてあります。ネイチャーフォトに最適と言われている
リバーサルフィルムなんです。
仕上がりについては好みが分かれるところですね♪

で、二輪草の頃の長塀尾根ですが
今年は雪が少ない(融雪が早かった)のもあって
GWの長塀尾根も6本の軽アイゼンで登り
GWの時アイゼン付けた場所には全く雪がなく
長塀山山頂に着く前辺りから付けました。
積雪量に依ってもだいぶ違うと思うのですが
長塀尾根は横尾みたいに急登が延々続か無いので
結構上の方までツボ足でも歩けます。