つながる*noyama

2017 晩秋の尾瀬へ -part 3-


e0307372_21142720.jpg




テントを叩く雨音で目覚める夜明け前
外はまだ暗い4時。
雨さえ降ってなければ空身で竜宮まで行って
写真を撮りたいなぁ。と思っていたが
雨は普通に降っている
寒いし雨だし、美しい朝靄が流れる原の風景を撮るのは無理だし
写真は諦めて明るくなるまで寝袋に包まってる方が断然いい。






am 6:30


外がすっかり明るくなってから起床。
雨は一向に止む気配はない。
あれもこれもしたいという思いは心の奥に押し込んで
簡単にパンとスープだけの朝食を済ませたら撤営することにした。
テントの中に広げてあるものをザックに突っ込み
テントは立てたまま無料休憩所の屋根の下へ
雨を避けてパッキング。




e0307372_17461314.jpg





e0307372_17465458.jpg



e0307372_17481165.jpg





e0307372_17483706.jpg





e0307372_17574857.jpg




晩秋の尾瀬を歩き
いつもなら朝靄に煙る尾瀬ヶ原を撮っている頃。
でも今日はずっと待っていたってこの雨は上がりそうにない。
わかっちゃいるけど、後ろ振り返って
原の遠くを見つめたりして
雲に覆われてる至仏山は雪が積もって
あぁ・・・晴れてれば綺麗なんだろうなぁ
なんて…


でも雨がこれほど似合う場所って他にない
雨だからこそ
少し寂しげで、少し儚げな、
そんな晩秋の憂いをふくんだ風景が見られるのだ。
雨だからこそ。





e0307372_19065524.jpg








e0307372_19071620.jpg





e0307372_19081872.jpg







e0307372_19085763.jpg





e0307372_19092770.jpg



尾瀬の冬支度ははやい。
体育の日が過ぎるとあちこちで冬支度が始まる。
古い木道の架け替えとか堀をわたる橋の撤去とか
10月の二週目くらいからは色々注意が必要なのです。(営業小屋やトイレなども)




e0307372_17010137.jpg





e0307372_17032292.jpg






e0307372_17040157.jpg






e0307372_17043535.jpg




見晴から御池までは時計回りに燧ケ岳の裾を巻くように歩いてく。
東電分岐から温泉小屋を過ぎ
三条の滝への分岐を左に見て、段吉新道〜裏燧林道へと繋いでいく。
10月も終盤のこの日には三条の滝の梯子などは撤去済みだったらしい。




段吉新道から裏燧林道への道は
どうやら橅の原生林の中らしく
足元を覆う落ち葉はほとんどが橅の葉。
雨を含んだ落ち葉は滑るというよりも
幾層にも重なった落ち葉の絨毯はなかなかフカフカだ。
木道の上を歩くより、落ち葉の上を歩く方が圧倒的に歩きやすい。




e0307372_17590793.jpg





e0307372_18014992.jpg







e0307372_18023303.jpg











e0307372_18051525.jpg







e0307372_18054888.jpg





e0307372_18115671.jpg

兎田代上分岐からいよいよ裏燧林道へ。
幾つかの沢を渡り、吊り橋を渡り
渋沢温泉への分岐辺りから湿原が次々と現れてくる。
小さめな天神田代、西田代、傾斜が美しい横田代、ノメリ田代




e0307372_18061815.jpg





e0307372_18063660.jpg


大きく広がる上田代のベンチからは
真正面に平ヶ岳がドカンと望めるらしいが
生憎、白い雲に覆われてその姿を見ることは叶わなかった。
平ヶ岳は今年歩こうか?と候補に挙がっていただけに
どんな稜線が眺められるのか見たかったなぁ。


鳩待峠からのアヤメ平に似た上田代は
広大な湿原の真ん中を緩くカーヴしながら木道が延びている
それを眺めているだけでも気持ちいい。
晴れ渡った空の下。
緑の絨毯の頃に訪れたらどんなに美しいんだろう





e0307372_18070461.jpg





e0307372_18080701.jpg





e0307372_18082298.jpg





e0307372_18083892.jpg



姫田代から御池田代へ着けば
御池の駐車場も近い。


晩秋の尾瀬を歩く旅ももう終わりだというのに
何故かウキウキしている。
それは未だ見ぬ
緑の絨毯に覆われた頃の湿原を想像すると
来年の盛夏の頃が待ち遠しいからだ。



来年は檜枝岐から尾瀬を訪れることが多くなりそうな予感。





e0307372_20530083.jpg





おしまい・・・



by mt_kawamin | 2017-10-31 19:16 | 山登り | Comments(4)
Commented by ほたか at 2017-11-04 21:03 x
かわみんさん、こんばんは。

雨の中、御池までの道のり、お疲れ様でした。

写真、いつも素敵ですが、最初の写真、絵葉書させて頂きたいくらいでした。
雨で、晩秋の尾瀬がより風情が増すのが、よく感じられました。

滑りやすい木道よりふかふかの落ち葉の上を歩けて、良かったですね。

裏燧林道の上田代、アヤメ平やアヤメ平の手前の横田代に雰囲気似てますよね♪

私も、今年初めて裏燧林道を歩いたのですが、上田代や横田代・ノメリ田代、お気に入りになりました。
原や沼より、全然人が少なくて、夏でもすれ違う人がまばらで、湿原を独占してる感じです。
綿菅も、年によって違うかもですが今年は、大江湿原よりも上田代の方が密度が濃く、一面のお花畑でした。

盛夏の頃も、きっと期待どおりの素敵な眺めだと思います。

遠いですが、旦那さんに運転頑張って貰って、桧枝岐経由で尾瀬や平ケ岳(会津駒ケ岳も素敵みたいです)行けるといいですね(^O^)/

PS. 橅のトンネル、素晴らしかったのですね。私も来年は、秋に行って見てみようと思います。桧枝岐村の長閑さ、私も好きです。年に数回、村で伝承されている手作り歌舞伎があり、(たまたま初めて行った時が歌舞伎の日で、のぼり旗が沢山たっていて、普段 静かな村が華やかに賑わっていました)村を愛する村人の方の思いが伝わってきます。
Commented by mt_kawamin at 2017-11-06 23:08
* ほたかさん

>最初の写真、絵葉書させて頂きたいくらい

なんて嬉しいお言葉!!
自分ではイチオシのつもりでUPしましたが
絵的にはかなり地味目なので、そんな風に言ってくださると
ブロガー冥利にというか、カメラ愛好家冥利に尽きます♩
ありがとうございます!

そして裏燧林道ですが、段吉新道からの木道が滑りやすいと地図に書き込みがあったので
富士見峠から尾瀬沼へ抜けるルートの激滑る木道を想像してたので
落ち葉の滑り止め付き木道は、さほど滑らず助かりました( ´͈ ᵕ `͈ )

で、そうそう!上田代が横田代に似た雰囲気なんですよね〜
盛夏の横田代はわたしのイチオシの場所だっただけに
横田代に似た雰囲気の上田代はいっぺんに好きになりました!
ICから遠くて嫌煙していた御池inですが
来季からは足繁く通いそうです(^^)
そして、いいことを聞きました!
綿菅は大江湿原よりすごいんですね?
来夏は綿菅の頃に御池から入ろうかと思ってるので、
熊沢田代から燧登って、帰りは裏燧で綿菅三昧したいです❤︎
期待します!

それからそうなんです!平ヶ岳は今年候補に入っていて来年へ持ち越しました。会津駒もです。なので来年は楽しみが多いですよ〜♩


長閑で変に観光化してなくて
昔からの農村地帯のような場所って檜枝岐以外にも沢山あるだろうけど
有名な山の麓の町や村は、どうしてか少しばかり(場所によってはかなり)観光化してしまうんでしょう。
それが残念なんですが、檜枝岐の荒らされてない豊かな自然と農村風景は癒しの風景だなぁと思いました。
そういえば実家の母も檜枝岐の歌舞伎を尾瀬の帰りに見たそうです♩
Commented by zbjsower at 2017-11-07 12:31
あの悪天候続きの10月の中、1日目のように、あんな青空が広がっている日があったの~?って思っていたら・・・
やっぱり2日目は雨だったのですね;;
しかし、ホント写真を拝見していると、雨のしっとりした尾瀬は素敵なんだなあ~と思いました。
それしても、雨の中でもこんなに写真を撮っていて、すごいな~と思います。
尾瀬行ってみたいなあ~
Commented by mt_kawamin at 2017-11-08 23:32
* Hideさん

10月の週末はほんと〜〜〜に雨ばかりでしたよね。
週末になると台風が来て。。。
連休バンバン取ってたのに休み損でした(笑)
尾瀬へ行ったこの日も、前の週の尾瀬行きを中止にしていたので
これを逃すと尾瀬は行けなくなってしまうので
1日くらいの雨なら喜んで出掛けます(^^)
1日目の青空が広がってくれただけでも儲け物!
棚ぼたな気分の青空でした♩

雨の中で写真。
尾瀬なので、傘さして歩いてたのでw
レインウエアだけだったら、さすがのOMDでも
ザックにしまっちゃいますもん
尾瀬いいですよ〜!!
Hideさんならわたしの数段も美しく尾瀬を切り取れるはずなので
是が非でも行ってほしいです♩
来年、いかがですか?(≖ᴗ≖ )