つながる*noyama

紅葉の尾瀬を歩く - epilogue -


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Top photoは翌朝の下田代


ここまでの話 part5は→こちらから♪


壮大な夕暮れのショーを見た後
燧小屋へお風呂へ入りに行く、お一人様500円也
テン泊の人の入れる時間は17:30~19:00
短い時間なので要注意♪











お風呂のお湯に浸かれるってほんとうにありがたい。
水が豊富な尾瀬ならでは。
ポカポカになったところで寝酒をぐびぐびっとあおったら
体が冷える前に寝袋へ入って今日の日にさようなら。





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10月13日(火)
AM 5:30 起床


今日は鳩待峠までの行程だからのんびりゆっくり。
そうは言っても曇りのち雨の予報だから
雨に降られない内にテントを撤営をしなければ。



朝焼けに緋く染まる雲が雨になることを知らせる。

手早く朝食を済ませ、
我が家を畳んで家財道具一式ザックに閉まうと
空からポツポツと


さぁ
キュッとベルトを締めて、峠へ向けていざ。




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下田代十字路へ来れば
朝陽はすっかり山の上。
ポツポツ降り出した雨も上がった。
尤も、一日中、降ったり止んだりなんだろう。



草紅葉の上を流れる朝靄も
今日はなんだか駆け足みたい。



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霧雨が降ったり止んだり
太陽が顔を覗かせたり隠れたり
でもそのおかげで拠水林の上には七色のアーチ
草紅葉には雫がキラキラ煌る。


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竜宮十字路を右へ折れ
ヨッピ橋方面へと進む。





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前方からくる方に
東電小屋とヨッピ橋の間で
クマらしき動物を見たので気をつけて
と言われる。


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今年、森の木の実が豊作だと
1日目 鳩待から山ノ鼻へ向かう途中会った
尾瀬の調査してる方が言っていた。
クマは湿原まで美味しい水を飲みにきたのかな。


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ヨッピ橋からは牛首分岐方面へと左へ。
私の好きな池塘と浮島のえる風景が見られる場所だ。




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青空と池塘と浮島の風景が撮りたかったけれど
中々思惑通りにはいかないものだ。





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太陽が顔を覗かせたり隠れたり
その度に七色のアーチが湿原の上に掛かる
これで晴れてくれればなぁ
と思うも、あっという間に太陽は厚い雲の中に隠れてしまい
ポツポツとまた雨を降らす。



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まったく
ツンデレもいいとこだな



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そんなことを思いながら歩いてると
本日4度目の虹





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いつだって晴れがいい
秋の色づいた森は特別青空が似合うもの


でも
尾瀬には雨もこれまたよく似合う。
背景がどんな色でもステキに魅せてしまう。



雨降りから雨上がりな尾瀬ヶ原の1日目
真っ青な空と紅葉が眩しかった尾瀬ヶ原から尾瀬沼を歩く二日目
そして…晴れたり曇ったり、雨が降り七色のアーチが湿原にかかった三日目


日々、それぞれ美しい風景を目の前にして
ステキな溜息をついてしまう。
どんな天気でも楽しめてしまう。

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今年は春と晩秋の2回しか訪れることが出来なかったけれど
美しい彩りのこの季節に歩けて幸せだったな。としみじみ。


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これから長い冬を迎え
雪の中に閉ざされる尾瀬。

また雪解けの季節に
ここに来よう。






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終わり…。

by mt_kawamin | 2015-11-24 16:03 | 山登り