つながる*noyama

ほんとうの空へ  - Part 1 -

ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_17265986.jpg




2015.3.29~30

3月最後の日曜日。
今シーズンの雪山の仕上げは
「ほんとうの空」に逢うため安達太良山へ。








先週に引き続き、今回も新幹線利用の贅沢山行
東京駅発のやまびこ152号で郡山まで。


ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_14573549.jpg





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_14581574.jpg

いつも朝ごはんは沢山食べれない私だけれど
一際目を惹く桜の包み紙と季節限定の文字に惹かれ
今日は朝から贅沢お弁当。
筍ご飯のお米は有機認定米の秋田県産秋田小町だとか
お野菜もたっぷりで山では野菜摂りにくいので嬉しいおかずの品々。



車窓から外を眺めつつお弁当に舌鼓をうつ。
お腹がいい感じになったら
ゆっくり旅情を楽しもう・・・と、いきたいところだが
さすが新幹線。
1時間程で郡山へ。
新幹線に後ろ髪を引かれつつ
郡山からは安達太良山スキー場へのシャトルバスにて約1時間でスキー場到着。


ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15170054.jpg






ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15173658.jpg

レンタル棟の更衣室をお借りして、着替えを済ませ、登山届けをだしたら
くろがね小屋を目指して さぁ、歩こうか。



ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15191344.jpg


スキー場の気温は13℃ほど。
春の陽気で雪も大分少ないだろうと思っていたら
森の中へ足を踏み入れればまだまだ雪はたっぷりと。



ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15213675.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15220260.jpg

見上げれば春めいた薄青色の空が眩しい





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15225007.jpg





樹の幹の周りにある雪は大分溶けている
東北の雪山にもそこから春が始まろうとしてるんだ。






ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15251857.jpg




九十九折の林道を幾つかショートカットで直登すると
高い木が次第になくなって
頭の上は空が広がるばかり





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15255639.jpg


ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15273342.jpg



ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15280377.jpg

視界が広がる北側を眺めてみると
そちらの山はカラマツ林らしく
綺麗に刈ったかのようなカラマツが整然と並んでいる。
紅葉の季節には黄金色に染まってさぞかし美しいだろう。




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15295668.jpg

勢至平(セイシタイラ)の辺りまで歩いてくると
遠くに甘食のような山が見えてきたのは箕輪山





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15400885.jpg


更に進んでいくと山頂が平なゴツゴツ山、鉄山が。





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15420578.jpg







ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15423308.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_15431245.jpg







ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_17314000.jpg




奥岳登山口から約1時間半
勢至平分岐に。
安達太良山のTOP 乳首は一番左側に。

ここを左に折れると峰の辻を経て安達太良山へ。
今日はくろがね小屋泊の私達は直進




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21112723.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21135002.jpg



北側の尾根が近づいて





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21142456.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21144896.jpg


トラバースするように歩き




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21153355.jpg



ここを過ぎると




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21163072.jpg

今日の終点、遠くにくろがね小屋が。






ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21173219.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21175957.jpg


13:35 くろがね小屋 到着




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21190037.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21191597.jpg



くろがね♪




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21194562.jpg


こじんまりとした小屋は
階段を登り2階が宿泊するところ。
私たちの今宵の寝床は8号室だ。





ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21211927.jpg




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21215652.jpg

2階部分は階段を中心に廊下が回廊状に。








ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21292753.jpg








ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21295624.jpg








ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21301926.jpg




中心部分はドーーンと吹き抜けになっていて
開放的で気持ちよい空間が広がっている




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21321638.jpg







ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21221415.jpg






さて身の回りの整理したら
小屋の探検だ



ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21363684.jpg

整然と並べられたスリッパ




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21365240.jpg




昭和の香りがする火災報知器




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21371164.jpg





まるで小屋の主人かのような存在感の石炭ストーブ




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21381278.jpg








ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21372790.jpg









ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_22125955.jpg










ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21383152.jpg










ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21385429.jpg










ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21391133.jpg












ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21392627.jpg


点くことのなかった
薄緑色のガラスが美しいアルコールLamp





さて
小屋の探検を一通り済ませたら
ご飯の前にひとっ風呂浴びてこよう




ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21333543.jpg

源泉掛け流し
酸性湯はまったりな白濁の湯
いい〜〜気持ち♪








そしてお待ちかねの夕食は6時から


ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21394507.jpg


ご存知、くろがね小屋特製のカレーライス
甘口なのかしら?
と思うと、後からピリリとスパイシーな辛味が追いかけてくる
これが後を引く美味しさなんだろう
ペロリと完食
ごちそうさまでした。




寝る前にまたお風呂で温まって・・・



ほんとうの空へ  -  Part 1 -_e0307372_21400385.jpg




そろそろ消灯時間。
石炭ストーブで十分に暖められた小屋で
夢の時間へとバトンタッチ




Part 2へ続く




by mt_kawamin | 2015-04-01 21:59 | 山登り