春の白い頂へ vol .1
今年のGWは大好きな北アルプスのあの山へ行こう
萌黄色に染まる山肌に山桜の薄ピンクが美しい沢渡から上高地行きのバスに乗り
釜トンネルを抜けると周りの様子は一変
まるで時計の針を逆戻りさせたような風景が待っていました
木々に緑の葉はなく、遠く聳える山々は 白い化粧を施したまま
2014年5月2日
GW後半 1日フライングして上高地入り
今回の1日目は贅沢に徳沢でキャンプ
2日目に蝶ヶ岳へ登り、3日目に上高地へ戻ると言うゆったりプランである。
徳沢園は必ず立ち寄る小屋なのに
その位置関係からか、ここでキャンプとは中々ならない。
それならば今回は上高地から約2時間の行程で着いてしまう徳沢キャンプ場で
1日目を過ごそうじゃないの と言う贅沢プランと相成った。
朝 上高地バスターミナルに着いたのは7時半頃
ひんやりとした空気の中、徳沢へ向けて梓川沿いの遊歩道を歩き出す
とは言っても 本日の行程は2時間程度ですから、そこはノンビリペースで。
梓川沿いの遊歩道に出れば、否応無しに飛び込んでくる景色
真っ青な空の下の白い頂をもつ穂高の山々
この景色が瞼の中に飛び込んでくれば 心踊り嬉しさで涙腺も緩んでくる
朝の優しい光に包まれながら歩を進めれば 穂高の有名なビューポイント 河童橋
カメラのレンズを構える毎度の場所ではあるけれど
季節が変われば全く違う顔を見せてくれる景色に何度もシャッターを切る
切らされていると言った方が正しいのかもしれない
どれだけ切り取ってもそこにある姿を再生できないのが哀しい
それでもあなたを私の目と心と脳に焼き付けたい
* * * * * *
スタートから立ち止ってばかりで中々先へ進めない
河童橋からやっと離れたと思ったら程なく清水橋で又足止めを喰らってしまう
だってここもお気に入りの場所の一つだもの。
水草を揺らめかせ 水面は光を受けキラキラ光る様は
いつも人を和ませてくれる
徳沢までの道のりは一本道
相方とはどこかに見える距離感で勝手気ままな撮影会
次はどこを撮ろうかしら?
小梨平食堂
映画のタイトルの様なこんな可愛らしい道標を見せられちゃったら
誘われるじゃない
てくてくてく
一番に目に飛び込んできたのは食堂では無く穂高の山
ここの世界は青と白と深い緑、そして枝の色で構成されている
たったそれだけの地味な色合いなのに人をこんなに魅了するなんて・・・
憎いやつだなぁ
何度も振り返っちゃうね。
そう言えば小梨平食堂覗きに行くの、すっかり忘れてたね
ビスタ~リビスタ~リ
のんびり歩く大好きな山へのアプローチ
明神にやっと着きました
バスターミナルからここまで、なんと1時間半!
春の息吹
明神岳1峰~5峰 右奥に前穂と茶臼ノ頭
左手すぐに河原が見え視界が開けてくると徳沢はもうすぐ
河原から離れ 木々の間を歩いていくと
歩く右手に建つ 趣のある佇まいの徳澤ロッヂ
そして行く先を見れば今日のゴール
徳沢キャンプ場
ここでキャンプをするのは大分ご無沙汰ダケド
確か・・・以前来た時は一人500円だったきがするんだけれど
700円/一人だった・・・
さて・・・
お家を建てる前に腹ごしらえをしましょう
いつものみちくさ食堂で
* * * * *
* * * * *
* * * * *
山登ってないけど・・・2時間しか歩いてないけど
摂り合えずお疲れ様のプシュ
寝不足ですもの・・身体労わりましょ
さてさて、モツ煮とBEERで喉と身体を潤しましたら
キャンプの受付をしましてお家の施工に取りかかります
今日は平日 そうなんです。
ここでゆったりテントを張りたいからこそ、フライングで入山した訳です。
このキャンプ場でギューギューだなんて 雰囲気ぶち壊しだもの
・穂高の眺望良し
・敷地平坦面積広し
・美味しい水有
こんな好物件 他には中々ありませんよ?
お家が建ったら少しお散歩しましょう・・・
まずは・・・
ソフトクリームからw
ニリンソウの群生地へ行ってみると 葉もまだ少ししか顔を出していない。
花芽が付くにはまだ2週間程かかるかしら?
あちこち歩き回ってみたものの春の花たちのデビューには少し早かったよう
驚いたのは水場の裏手の小川の水が涸れていたことだ
いつも鴨君たちがスイスイ泳いでいたのに・・・
さて。。。 お家に帰ろう
アルコールも少し回って気持ちいいしお昼寝しよ
5月の陽が燦々と降り注ぐ徳沢キャンプ場
テントの中ではいささか暑苦しい・・・
シートを芝生の上に広げて外で・・・オヤスミナサイzzz
* * * * *
肌寒さで目が覚める・・・16時を少し回ったところだ
時間もいい感じなので?そろそろ夕飯の準備
今夜は毎度のメニュー お鍋♪
って今日は食べてばっかりだぁw
鍋に人参・白菜・キノコ・葱を投入
味付けは
コレ
お肉に火が通りましたら頂きましょう♪
これを2回転させたら〆は鍋用の餅を投入しまして
スープも全て飲み干してご馳走様です
気温がどんどん下がっていきます
下界の肌寒さとは全く違う
急降下の気温には勝てません
本日は早々撤収にて・・・
陽が完全に落ちる前には寝袋へ潜り込むのであります
食べて寝るだけの1日目 complete!
To be continued
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