つながる*noyama

2017 晩秋の尾瀬へ  -part 2-

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沼尻へ着くと沼尻の公衆トイレの工事の音と
消失後に建てられてる休憩所の冬支度の音がこだましている。
沼尻公衆トイレはシーズン中、使用可になっていたようだけれど
仮設トイレだったのかな?
休憩所の方は今年はまだ建設中だったようだが
入り口に板を嵌めて冬支度をしていた。








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丁度お昼時、ここで腹ごしらえをする。
ポカポカあったかくて
ベンチにマット敷いてお昼寝したいくらい。



長蔵小屋のスタッフだろうか
ボートに乗り、長蔵小屋方面へと消えていった。
さて、我々も行こうか。
この先にはお気に入りの場所、白砂田代や
落ち葉の綺麗なトレイルが待っている。






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尾瀬には○○田代と呼ばれる場所がたくさんある。
何故、田代と呼ばれているんだろう。
凡その答えは想像つくだろうけれど
湿地や田んぼを作れそうな場所のことをそういい
現在では湿原のことをそう呼ぶそうである。





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白砂峠を越えて
細いトレイルを緩くのぼったり緩く下ったり
次第に木道やトレイルは落ち葉の絨毯で敷き詰められていく




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落ち葉・・・落ち葉・・・落ち葉。
落ち葉で埋め尽くされる山の道。
見上げる紅葉ももちろん素晴らしいけれど
足元を埋め尽くすほどの落ち葉は
秋の終わりを彩るにくい演出


サクッサクッ


この音が聞きたくて
この絨毯の上を歩きたくて
わざわざ晩秋を選んで訪れている。



森に橅や水楢の巨木、斧折れ樺が見られるようになれば
見晴はすぐそこだ。






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燧小屋で幕営の手続きをし見晴キャンプ場へ。
先客は1張り。
お気に入りの場所に設営したら
ビールでも頂きに檜枝岐小屋へ






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フローズンビールかと見紛うほど
冷えっ冷えの生ビールは玉蒟蒻&煮卵と共に。
更にはラーメンも頂いて、
こんなに食べちゃ夕飯食べれないでしょ
と思いつつ更に更には・・・
弥四郎小屋前のベンチに場所を移して
原の景色などを眺めながらのsweets time





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昨日届いたばかりの月と六ペンスさんの豆を出発前に挽いてきた。
ここへ着くまでの間、ザックの雨蓋を開く度に
芳しい珈琲の香りがフワっと香って
早く飲みたくて飲みたくて仕方がなかった。
その紅葉ブレンドと一緒にいただくのは
最近お気に入りのWeekend citron(檸檬のケーキ)



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贅沢な時間がゆったりと流れていく。


と・・・思ってたのも束の間、
山からの吹き下ろしの風が冷たいことったら。
実のところ、珈琲も淹れながらバーナーで温めるっていう技を使わないと
あっという間に冷めてしまう。笑

さて、珈琲で体の中が温まったところでテントへ戻ろうか。
小一時間ほど休んで、まだお腹はいっぱいだけれど
持ってきた食材を消化すべく、調理にかかる。
本当ならもっと遅くに食べたいところだが
燧小屋のお風呂へ入れる時間が17:30〜19:00
お風呂上がりは湯冷めしないようにさっと寝袋へ入りたいから、必然的に食事はその前に。
大急ぎでキリタンポ鍋を作り、大急ぎで頬張ってササッと片付けて燧小屋へ。


平日だからかお風呂は男女入れ替え制だった。
私が先に入り、そのあとに夫、
夫が出るのを待たずにテントへ戻ってもよかったのだが
談話室に檜枝岐村に住んでらっしゃる方がいらしてて(尾瀬で働いている方らしい)
お茶を頂きながらお喋りして夫を待つことにした。



燧ケ岳に三度雪が降ると
いよいよ雪山の季節になる

という言い伝えがある。とか
尾瀬にある山小屋のよもやま話。
檜枝岐村の暮らしや蕎麦の話。熊のこと。植物のこと。近くの川の魚の話。
尾瀬の冬の話。。。などなど
いつまで聞いても飽きない興味深い話を沢山してくださった。
今まで知らなかった尾瀬の周りの村のことや尾瀬のことを知ることができて
今まで以上に尾瀬が、その周りに住む方々が好きになった。



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そう、明日は雪らしい。
どうか雪は山の上だけに降らせてください。
どうか、どうか。





つづく…。*:゚


by mt_kawamin | 2017-10-29 21:07 | 山登り