つながる*noyama

裏銀座縦走 -part 6 - 双六岳~西鎌尾根

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一日分の記事は1回づつのつもりでいて
3泊4日だから全4回で終わらせたかったのに
これから双六小屋に着くところで既にpart6!
起承転結できません。
まとめる能力もないようです。


*
*
*

さて、
双六岳から九十九折のガレ場を下りていくと
中道と合流
そしてさらに少し下ると巻道と合流する。
山の中の交差点だ。
歩き方はイロイロ
これから向かう行き先によって山の楽しさが変わるのである。








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中道と合流して
さらに巻道と合流する
小屋への最後の急坂を下っていくと
目の前には樅沢岳
そして眼下には双六小屋の赤い屋根が近づいてきた。
今日はポカポカ陽気
お布団が行儀よく屋根の上に整列して
太陽の光をたくさん浴びてフカフカの布団になった?




am 9:52 双六小屋



この小屋でお友達がバイトしている
でも朝の休憩時間はとうに過ぎているから
忙しい時間帯だろうと声をかけずにいた、
すると・・・2階の部屋のお掃除をしていたようで
窓から声を掛けてくれた。
「好きな飲み物持ってっていいよ!◎◯ちゃん!わたしのツケで!」
って、えーー??私、縦走だからお土産持ってきてないし悪いからいいって💦
と遠慮したけれど「いいからいいから」と
私の方がだいぶ・・・かなりおネイサンなんですが・・・
ポカリ、ゴチになりました。


Yちゃんに「マタネ」の挨拶をして双六小屋を後にする。
この後は西鎌尾根を経て槍ヶ岳まで歩くわけだけど
樅沢岳への斜面に取り付くと
あれあれ?
急にガスが湧いてきた。




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あれだけ天気よかったのに
西鎌尾根とは相性悪いのか、時間的な問題なのか
いつ歩けば槍ヶ岳を真正面に眺めながら歩けるんだろうか。
それでも真っ白で何も見えなかった去年よりマシか。



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樅沢岳の山頂標識が二箇所あって
毎回、「どっちが本物なんだろう?」と言いつつ
決して回答を調べようともしない私たちなので
恐らくここを歩くたびに同じ台詞を言うのだろう。
もっとも・・・
どっちが本物でもなんら問題もない。



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左ピークは鷲羽岳 右奥の尾根は竹村新道







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西鎌尾根はそれほど難しいルートではない
緩くupdownを繰り返す間にトラバースがあったり、広い尾根を歩いたり
それでも幾つか鎖場があり、千丈乗越に近い鎖場が一番急で長かっただろうか
普通に注意深く歩けば問題なく通過できるが、
浮き石も多いので石を落とさないように歩きたいところだ。




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千丈乗越に近い鎖場で
こちらが既に取り付いて登っているのに
上からソロの男性が下りてきた。
上で待ってる人は他にもいないし
下から登って行くのはわたしたち二人。
ふつうなら上で待つものじゃないのかな?
狭い鎖場で落石も怖いし、避けるのも大変なところで待っていられてもこちらも困る。
なんだかなぁ、な気持ちで避けたけど・・・。


愚痴ついでに書いちゃおう。
双六小屋から樅沢岳への登りで
その日は韓国からのハイカーがとても多く
上から沢山おりてきた。
その度に

コニチハーー


と挨拶してくれて、広い登山道だから待ってなくても大丈夫なのにな
ってところでもみんなこちらが登るのを待っててくれた。
とってもマナーがいい人ばかりで
ありがとうございます(*´ー`*)ノ
と言っていたのだけれど・・・・


その後、すごい勢いで降りてきた日本人の
ベテラン風なおじさま2名なんかは挨拶もなく
しかも狭いところだったにもかかわらずグイグイ下りてきて
これまたなんだかなぁ・・・な感じ。
ちょっと海外からの訪問者を見習ったらどぉ?
と思わずにはいられない一幕でした。








さて
散々愚痴ったところで話をもとに戻そう☺︎





風が青空を連れてきてくれたり
雲を連れてきたりするのを繰り返し
その様子を楽しんでいると千丈乗越へと辿り着いた




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やっとだ。
もうあと一息。



でも
このあと一息が
一息ではないってことをこのあと身を以て知るのである。





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by mt_kawamin | 2017-09-09 19:24 | 山登り