つながる*noyama

裏銀座縦走 -part 3- 野口五郎小屋~水晶小屋

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真砂岳分岐から東沢乗越への美しい稜線が続く
 その向こうにはワリモ岳~鷲羽岳





野口五郎小屋でトイレ休憩。
ついでに行動食もちょっとお腹に入れよう。

小屋の前にはブナ立尾根を歩いてる時から抜きつ抜かれつしていた男子学生グループとまたバッタリ。
毎度挨拶を交わすだけだけど、
なんだか不思議な連帯感みたいなものを感じる。
笑顔で

お疲れ様でーーす!

そんな一言が嬉しいものだ。






*
*
*



山小屋のトイレと言えば、
「小屋のトイレはどんな?」
とみんなも気になるところだろう。


昨日泊まった烏帽子小屋もここ、野口五郎小屋のトイレも
俗に言う、ワイルド系である。そう、ぽっとん方式だ。
だが不思議と臭くない。そして虫がいない。
そして・・・とても綺麗である。
小屋の方があれこれ考えて手入れして掃除してくれているからに違いない。
ありがたいことである。頭が下がる思いなのである。
使う側もマナーを守って使わせていただこう。




さて、
今日の行程はまだまだ長い
そろそろ行こうか。




am 8:32 野口五郎小屋 発






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墓標に見えなくもない山頂板







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何を見ても
どこを眺めても全てが心に沁みてくる。


なんでだろう?
初めて歩く道だから?


空は真っ白
地面も真っ白
そして見える山肌は夏の緑色


青空だったらどんな風に見えるんだろ



時折雲が切れて
その合間から覗く水色の空を見てまだ見ぬ夏の青空を夢見る。





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水晶岳からの読売新道






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キレイだな
どこを向いてもどの山も美しい
ここを歩いているってことにこの上ない喜びを感じる一時。





稜線の東側を見ると東へと延びていく稜線、
真砂岳分岐から湯俣温泉方面へと延びる竹村新道だ。


なかなかのupdownが続いている
この辺りの縦走路は一筋縄ではいかない どこもタフなルートばかり。






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am 9:28 真砂分岐




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東へと進む竹村新道
そしてわたし達が進む水晶岳方面への裏銀座縦走路





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真砂分岐から東沢乗越までの区間が
今回、四日間の山行の中で一番好きになったところ



360度ぐるりと山に囲まれて
山の奥深い懐に抱かれてる
それを心から感じられる場所だったから。







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メジャールートであっても
喧騒とは無縁な静かな山歩きが楽しめる、そんなトレイル。


夏空が恋しくもあったけれど
このくらいの、ちらりと水色の空が覗くくらいの方が
素敵に思えた。







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東沢乗越へと延びる稜線の美しいこと




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am 11:10  東沢乗越



ここから水晶小屋までが今日イチでタフな登りとなる。
ふぅ。。。






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遠くに水晶小屋が見える
でも見えてからが遠い、、、、山小屋あるある。





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四葉塩釜(ヨツバシオガマ)





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雲間菫(クモマスミレ)





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深山苧環(ミヤマオダマキ)




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いいなぁ、前行く人はあと少しで小屋に着くよ
あそこへワープしたいなぁ。


歩きたくなくて休みたくて
むやみやたらと写真撮って休憩。

振り返って眺めてまた一休み、
そしてのろのろ歩き出す。






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pm 12:21 水晶小屋 着




こんな写真しかなくてごめんなさい。
人が切れるのを待ってられるほどの余裕はなし。





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荷揚げのヘリが来るとかで
どれだけの時間を要するかわからないけれど
その間、小屋から鷲羽方面へは通れなくなると言うので
休憩もせずに通過。


そして水晶岳も当たり前のように


また今度で



今度はいつなんだ?!




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小屋から裏手へ回り込んで降りていこうとすると
西側には雲ノ平の台地が広がっていた。




あんなに広い。
1年前の縦走を思い出すと感慨深いものだ。




つづく…。*:゚



by mt_kawamin | 2017-08-31 20:25 | 山登り