つながる*noyama

裏銀座縦走 -part 1- 高瀬ダム~烏帽子小屋

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2017.8.3-6


裏銀座縦走路を歩いてきました。
裏銀座を歩きたい!

と言いだしてからどれだけ経ったろうか
毎年候補に挙げては何年も却下されてきた。
理由は簡単

寝不足で烏帽子小屋まで登ったら高山病になる

という夫の言い分だ。
それでも今年はいつも以上に粘ってみた。
1日が長い行程になるこのルートでテント泊
そろそろ体力的にわたしが歩けなくなるかもしれないから。と・・・
途中、運転変わるからとかなんとか説得し
渋々ながらもOKをとりつけた。

あとは・・・
提案した以上、わたしがちゃんと歩けるか・・心配だったり。








8/3 Thu


am4:00 七倉温泉 着



平日だからと箍を括っていたが
明け方のこの時間に着いてみると、駐車場は七割方埋まっていた。
さすが夏休み。
さすが人気の縦走路&人気の小屋の登山口(船窪小屋)







裏銀座縦走路を歩くには
もちろん、七倉温泉から歩いてもいいのだが
登山口の手前にある高瀬ダムまでは徒歩1時間半ほどかかる道のりだ。



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↑写真は2016.8.13 撮影のもの





七倉にはゲートがあり、一般車両は入れないのだが
許可されたタクシーだけは高瀬ダムまで入れるので、これを使わない手はない。

七倉→高瀬ダム 約2,500円(この日は2,100円でした)

七倉から、高瀬川と寄り添いながら緩やかにカーヴしながら登っていく
しばらくするとダムへ登っていく急坂が目の前に立ちはだかる。
幾つかのカーヴを曲がり登り切ればエメラルドグリーンの高瀬ダムへ。
タクシーはここまで。
なんだかだだっ広くて変んな感じがする。
そこに二人ポツンと置いてきぼりな気分。







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空は生憎のグレー一色
でもいい。
ここへ来るまでの高速では八ヶ岳辺りは土砂降りだったし
台風5号の影響も出始める頃、
雨降ってないだけでも儲け物なのだから。


重いザックを背負ってベルトをキュッと締めて。

さぁ、行こう



AM 6:15 高瀬ダム 発


トンネルを抜けると不動沢吊橋を渡り、
渡りきると濁沢キャンプ場へと着く。





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当初、1日目は遅めの出発にしてここでテン泊してもいっか。
なんて話もあったが
行程の1日目がここで終了はさすがに勿体無さすぎるのでやめたけれど
トイレはどこにあったんだろう?



この辺りから足元は砂地で
まるで砂浜を歩いてるよう。
ザクザク・・・ちょっと歩きづらい




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6:40 裏銀座登山口 着


高瀬ダムから約30分、裏銀座登山口に到着
やっとスタート地点に立てたという気分である。
軽く行動食を食べて水分補給したら
いよいよブナ立尾根へ。




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ここブナ立尾根は北アルプス三大急登と言われるだけあって
登山口入って、急登はすぐ始まる。
見上げる急勾配
もはや不安しかない。
水、サコッシュ、カメラなど含めて約18kg
ザック、カメラ等総重量15kg以内が自分推奨だから、3kgもオーバーなのである。
頑張れ、わたし。
登山口からまだ15分しか経ってないぞ。( ¯―¯٥)


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花の写真撮ってブナの大木を撮って
さすがブナ立尾根!
ブナの巨木に覆われている森だね
なんて感心するフリして息を整える。
もうザックの重さにヒィヒィ言っているのだ。

今までこんなに汗かいたことない
過去最高量の汗
ポタポタ流れる汗は拭っても拭っても流れてくる。




暑くて急登がなかなか辛くて
こんな時、友人同士での山行なら
あれこれボケてみたりツッコンだりして笑って過ごせるものも
25歳の時からの付き合いの夫が相棒じゃ
へんなボケをされるとツッコムのも面倒な上に余計に疲れるのだ。笑
ホント、芸人並のボケを求む。





そんな時、周りを見渡して面白いもの気になるモノを見つけては
あれこれ一人妄想する。




「ごんだ 9 落とし」
ですって。

『ごんだ』ってなんだ?
ごんだ落としってネーミングがどうもプロレス技のバックドロップを彷彿させ
あれこれその技の姿を妄想して楽しむ
尤も…バックドロップって技がどんなのかは知らないのである。


山の中には面白い名前のものが多いね。






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雲が切れ、青空がちょっと覗いただけで歓喜し
あと少し頑張ろう
と時計を見ると
烏帽子小屋の標高にはまだまだ程遠いのを知りガックリ。


というか
ほんとに体力なさすぎ。
準備不足すぎ。
スクワット・・・ちゃんとやっておけばよかった


後悔先に立たずな反省しながら
牛歩の歩みでのろのろと登っていく。
それでも一歩踏み出せば確実にゴールには近づいていく。
あと少し、もう少し。




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やっと三角点!
行程はあと4分の1程度だよ、ここまできたよ!






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あれは・・・烏帽子?
と思ったけど、ニセ烏帽子岳(前烏帽子岳)で、烏帽子岳はその向こう側に
そのとんがり部分が少し覗いている。


辺りに高山植物咲き始めてきた



青の栂桜

稚児車


小岩鏡



花たちが迎えてくれている
きっと小屋はもうすぐなはず





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そう思うや否や
烏帽子岳と烏帽子小屋の分岐
ほんとうにもう着くんだ



現金なもので着くと思うと足取りも軽やかになる。





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pm 12:28 烏帽子小屋 着



もう歩かなくていいんだぁ・・・
と思ったけれど
テン場は小屋から三ツ岳方面へ更に5分程歩く。
先ずは小屋にて幕営料 800円/一人払ってテン場へと向かおう。




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「幕営地はひょうたん池の周りです」


と言われたが、
ひょうたん池はかなりおりたところだった。(これは翌日知る)
私の歩くのが遅く、予定より到着が遅くなったので
張るところがなかったらどうしようかと思ったが
意外にもまだまだ張れるところはあった。



平らなところに設営完了。
お昼は小屋へ行ってカレーを食すことにする。





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コーヒー ¥500


カレーライス ¥800(?夫が言うには1,200円。その差400円)
(アルファ米+レトルトカレー←親切にそう書いてあるのだ) 

アルファ米にレトルトカレーってわかっていたけれど
なんだかとても美味しくって、ペロリと完食。


そうそう・・・
小屋に着いて小屋のスタッフの対応がとっても良かった
そして常勤(?)の遭対協の方の親切&人懐っこいこと!
空の様子見ながら

「このあと雷鳴るかもしれません。このあとの予定は?」
とか
私たちの全行程での現在の危険箇所の有無などなど教えてくださったり。
兎にも角にもここのスタッフ関係者の気持ちいいことったらない。


疲れて到着したところに笑顔での気持ちの良い応対。



あぁ、来て良かった


と、心から思う瞬間なのである。
そんな烏帽子小屋の真ん前には
岩桔梗のお花畑がそれは綺麗だった。





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テン場に戻って昼寝を1時間ほどして起きると16時過ぎ
カレーライスのお陰で全くお腹は空いてないのだが
空腹で夜中に起きちゃうのも困るしと
軽く素麺を食す。



それにしても飛ぶ虫の半端ないことったら・・・
蚊取り線香の煙もただ風にながされるばかりで
効果のほどはないような?あったような?




軽食を済ませるや否や夫はトイレに行って帰ってきたかと思ったら
おもむろに歯磨きし、17時半にはテントの中へと消えていった。
私ものろのろと寝る準備
スマホを覗くも圏外
疲れてるのに珍しく今日はなかなか寝付けないな
と思ってたけれど、
知らぬ間に寝落ちたようだった。



騒ぐ人もいない幸せな烏帽子小屋、キャンプ場の夜。
明日はどんな1日になるんだろう





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つづく…*










by mt_kawamin | 2017-08-28 23:43 | 山登り | Comments(4)
Commented by cyu2 at 2017-08-29 20:51 x
いやぁ・・・ほんとすごいですよ、かわみんさん。
ブナ立を18kgもあるザックで登ってこれるんだもの(私は17kgまでしか経験ない)
そして、その後、あのお岩ゴロゴロで地味に疲れる縦走路、
水晶小屋の手前の急ヤセ尾根、
全部クリアして~の・・・あ、言っちゃダメね(´゚艸゚)∴
とにかくこれだけ歩けるんだから(上を見ればきり無いから)十分体力ありますよ。
私はもうテントザックで山登りできな~い(´ε` )

そして下りだったくせにガスだったからカメラはザックの中で写真を撮っていなかったので、かわみんさんの写真でブナ立あたりの事すごく思い出せて嬉しいです。
濁川は山から白砂?がどんどん流れてくるからいつも濁っているんですって。
大雨の後、あそこにたまった砂を重機で何杯も下界に降ろすんですってよ~
かわみんさん達の後の台風で小さな橋は流されてたらしいですよ。地元の方の情報でした。

烏帽子小屋と野口五郎小屋は同じ系列なんですよね?(多分)
野口五郎小屋の遭対協のおにいちゃんも、すごく気さくで良い人だった。
烏帽子の人はイケメン君じゃなかったですか?(笑)あ、でも行ったり来たりしてるみたいだから同じ人かも?
どちらも良い小屋ね~

今回(も)雨や大岩の登り、滑る急坂の下り等、カメラをザックにしまったまま上り下りすることが多かったので、もう首からカメラぶら下げるスタイルはやめにしようとたくらんでおります。。ムフフ

続きもとても楽しみです!ゆっくりでいいから見せてね~
長々失礼しました。



Commented by ほたか at 2017-08-29 22:52 x
かわみんさん、こんばんは。久しぶりのブログ楽しく拝見しました~♪

最近、ツイは拝見してますがインスタをお休みしているので、久しぶりに沢山の写真とかわみんさんらしい文をじっくり読ませて貰いました。

ブナ立尾根の急登や長い裏銀座の縦走(それもテン泊)は、憧れですが私にはとても無理な山行で、18キロも担いでなんて凄いですね。

ブナの大木、迫力満点ですね。ブナ立尾根は、ブナ大木の合間を縫って登っていくんですね。秋は黄色に染まるのでしょうか??
岩桔梗のお花畑、ホント綺麗ですね。実際に見たくなりました。

続き、楽しみにしてます(^▽^)/
Commented by mt_kawamin at 2017-08-30 07:56
cyu2さん

久しぶりにblog書いてみたら
cyu2さんがコメントくれてて
すっっごく嬉しくて小躍りしました!(笑)
blogもたまに書くといいことありますね(^^)

ところで、17kgも18kgも大差ないですって(笑)
15kg越えると、いきなりズシっと感が増す気がしません?
それでも歩かないと着かないから無理矢理歩いてるけれど
もう、以前の感覚じゃないんですよね。
足が上がらないと言うより
背中の荷物に耐えられなくなりそうで。
歩きたくないと言うより
荷物を下ろしたい…そんな感じです。
そんなもんだからピークなんて踏まなくてもいいやって
「次来た時で」って、次はいつなんだい!(笑)
なので烏帽子岳踏んでません。
分岐でザックデポして行けば良かったのに
テン場行って設営したら、
もう歩く気力はなくて…次あるのかなぁ…

ところで濁川の白砂。重機使って廃棄してるんですか‼︎そんなに⁉︎
自然の力って凄いですよね。
でもあの辺りはただの砂浜で歩きにくい事この上無かったです。

そうそう。烏帽子の遭対協のオニーサンは若いイケメン君でした!
因みに小屋のスタッフのオニーサンもイケメン君!
三俣山荘はイケメン揃い!とずっと思ってたけど
あんな山奥(失礼)にもイケメン揃ってるとは!ウキウキですね(笑)

おっと、嬉しくて私も長文になってしまいまして
でもまだ話し足りないです。
続きも頑張ります(^^)
Commented by mt_kawamin at 2017-08-30 20:31
ほたかさん

久しぶりにBlogアップして早々に来ていただいて
とっても嬉しいです。忘れられてなくてよかった〜笑
気づけばBlogの更新は4ヶ月ぶりでした。

ところで、ブナ立尾根ですが
さすがブナと名を打ってるだけあって
ブナの巨木がそこここに。空が見えないほどに大きく枝を広げていました
急登は本当にヘトヘトになるくらい大変でしたが
木々の美しいことったら。ジッと見入ってしまうほどです。


テント装備を背負っての縦走は
私も自分でびっくりするくらいヘタレっぷりがすごくて
若くはないんだなぁなんて思ったり◡̈
でもテントは大好きなので、なんとかもう少しだけ
テントを背負って歩けるように鍛えなくちゃと思ってます。

そうそう、烏帽子小屋の岩桔梗のお花畑は圧巻ですよ〜
続きも頑張りますね♪
また来ていただけたら嬉しいです(^^)