つながる*noyama

春うららかな裏高尾から -後編- 

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珈琲を心ゆくまで楽しんで
さて
行きましょう。


丸太の橋を渡ってゆるやかに登っていけば
そこは二輪草ロード。








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二輪草





狭い登山道の右に左に
ふんわりと可憐な二輪草のお花畑が広がっている。
その姿が可愛くて可愛くて
気づけば菫そっちのけで
登山道に顔着くんじゃないかってくらい這いつくばったりして
夢中でシャッターを切り続ける。




ここは両側を山に挟まれた谷あいの
小さな沢と寄り添うように辿る細い登山道。
北アルプス某地の二輪草とは比較しようもないほど
そりゃぁ規模は小さいけれど
所狭しと登山道を覆うように二輪草が揺れている。
誰も歩かなかったら
きっと登山道も二輪草で埋め尽くされるのかもしれない。
そのくらいの小さな小さな花園。





すっかり満たされた心で景信山へと登っていく。
二輪草のお陰で足も軽やかに登れそう。
このトレイルにも菫は沢山咲いているので
探してみましょうか。






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立坪菫









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雛菫
ヒナスミレ


そう言ってるそばから立坪菫のブーケと
ここへきてやっと逢えた雛菫に
わっ♡
自然と喜びの声も出ちゃう。
スミレ界のprincessはさすがの可愛さ。






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小菫
コスミレ






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立坪?






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長葉の菫細辛






菫のあとは
面白い木々のアレンジメント探し。
ワイヤープランツのような蔓性の植物が
切り株を覆うように、これがなかなか素敵なアレンジメント。




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他にもないかなぁ?
キョロキョロと探すのも楽しみの一つ。
そうして景信山へ。






今日は先日と違って賑やかな山頂
ソロで来てる人なんているのかしら?
そんな物好きは私以外、きっと片手で数えられるほどでしょう。
グループでワイワイ。賑やかな山頂に到着。


一番端っこの眺めの良いベンチが運良く空いていて
そこへ腰掛けて一言堂さんで買ったフォカッチャで腹ごしらえ。
簡単なお昼を済ませたら城山方面へと下って行く。


実は今日、仲良くしている友達が高尾から景信山へ向かって歩いてる筈で
「会えたらね♪」
と、まぁ、絶対会えるんですけども
混み合ってる山頂よりも登山道の方が会いやすいだろうと
腹ごしらえも終わったので下って行くと
数10m降りるとすぐにバッタリ。計画的バッタリは大成功。



一丁平の桜や他の花の様子を聞いたり情報交換します。
この後の予定を彼女に聞くと、景信山からはバス停へ降りるというので


二輪草がとっっっても可愛いから行った方がいいよ〜

 
折角ここまで来たんだもの。
是が非でもあの可愛い子ちゃん達に逢ってもらいたい。
その後どうするかはお任せで、
じゃぁマタネ♪




私は城山方面へ。
本当は城山から日影へ下りようかと思っていたのですが
一丁平の桜がまだ綺麗だと聞いたので
城山から日影へ降りず、高尾まで行ってからいろはの森へ降りることに。



城山へ向かう途中、
あれだけ探していた雛菫は、丁度この時期が盛りなのか
blog友の矢車草さんから仕入れた情報通り、
聞いた場所には雛菫があっちもこっちもそっちでも咲いている
その斜面はさながら雛菫の花壇のよう。



お花って本当に面白いもので
品種が違うと 同じスミレ科だとしても
咲く盛りの時期が少しづつずれている。
この子とあの子と一緒に見たい!と思っても
中々上手くいかないもの。
だから逢いたいばっかりに足繁く通ってしまうのかもしれません。



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雛菫










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長葉の菫細辛










城山の山頂は巻いて一丁平方面へ。
山頂からの登山道と合流する辺りに出ると
山桜がとても綺麗。
可憐な花びらを風に合わせて揺らめいている。




一丁平展望デッキから一丁平園地へと下りていくと
さすが日曜日だけあってこちらもかなりの人出。
ちょっとしたカオスで、一人だとなんとなーく居づらい気がしてしまって
どうしても足早になってしまうけれど、
それでも陽光があたる山桜を見上げると
ほんのり淡い桜色の花びらは
光に透けてとても美しく
歩いては止まり、止まってはまた歩く。
美しい季節を心のアルバムに仕舞うのです。








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手に取るわけでもないけれど、手を差し伸べてしまう。
花びらに触れるか触れないかのところに。

風とともに桜の香りが漂ってきそうだった。








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一人静
ヒトリシズカ





高尾山の山頂も巻いていろはの森へと。
太陽もだいぶ西に傾いて
影が斜めに長く伸びている。


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薄暗い樹林帯の中を延々下りていくと林道へぶつかり
さらに林道から日影沢方面へ下りると
とある山荘横へとでる。
そこは鬱蒼とした森の中で
何気なく通り過ぎようと足を進めると
一歩踏むその周りには
二輪草が溢れんばかりに咲き乱れていた。
気をつけて歩かないと二輪草を踏んでしまいそうなくらいだ。






二輪草は森に向かって
沢に向かって
小さな池を囲むようにして
木々の間から幾筋の光が漏れて二輪草に届くと
そこだけ童話の世界へ紛れ込んだようだった。





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ここがこんなに素敵だったなんて。
誰にも教えたくないなぁ
きっとみんな知ってるんだろうけど。笑



いつまでもこのお花畑が守られますように。




林道へと出ると
バス停まではあと十数分。
あともう少しだけここの花を楽しもう。
斜面をや足元を探すと、高尾スミレが♪
この辺りはきっと日差しも優しいのでしょう
フレッシュな高尾菫に逢えました









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林道の終点間際まで
二輪草が見送っている。
ゆらゆらと楽しそうに。


高尾だというのに
賑やかさとは無縁で静かな地
賑やかなのは季節を彩る溢れるように咲く花たちだけ。
改めて高尾の素敵を心に刻む春の休日だった。




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おしまい…。*:゚





by mt_kawamin | 2017-04-24 19:30 | 山登り | Comments(4)
Commented by ほたか at 2017-04-24 22:17 x
かわみんさん
こんばんは。
山頂からの眺め以外にも、山歩きの楽しみは沢山あるなーって、再認識しました。

菫は、私には同定はとっても無理そうですが、見頃の時期も種類で微妙に違っているのですね。
個性があるものの、どれも可憐で綺麗ですね♪

気のせいかもしれませんが…、今回の山行シリーズから、文調、少し変わりましたか~?(どちらかが好みとかはないですのですが、読んでてそんな風に感じました (^-^) )
Commented by zbjsower at 2017-04-25 10:20
奥高尾のこんな春の野花を見ながらの山歩き!いいですよねぇ~
私もここの山桜を見て歩きたかった・・・
けど。。。
そんなゆるゆる山歩きでさえ、私の今の状況では難しく、思っていた以上に腰の調子はよくありません><
登山の再開を夢見てはいるのですが、どうも子どもを背負っての山歩きがかなりダメージあるみたいで・・・これを回避するとなると、本格登山はまだ数年は無理なのかも知れません。
Commented by mt_kawamin at 2017-04-26 07:42
*ほたかさん

続けてコメントありがとうございます(^^)
立山のPart2…と思いました?(笑)
すみません、リアルタイム(でもないけどw)季節を追いたかったので先にこちらを。

山の楽しみ方は色々ある方が
楽しい気がします。
まぁ。それも人それぞれですけれど…
私は、『ニリンソウを見に行こう!』
とか『山の上で美味しい珈琲飲もう』とか
『雪の穂高を見たい』とかとか
その度に自分のテーマに沿って歩いています。
まぁみんなも少なからずそんな感じなのかもですが。

書き方変わりました?
そーかなぁ?
そう言われたらそうかも?笑
でもすぐ戻りますよ。
次もお楽しみに(^^)
Commented by mt_kawamin at 2017-04-26 07:46
*Hideさん

わぁー!腰酷そうですね
小さなお子さんとは言え、結構な重さですもんね。
しかも、荷物と違って多少動いちゃうし(笑)
足腰大切なので大事になさってくださいね(^^)

ところで、ここは
と言うか景信山へ登らなければ
お子さんもある程度歩けると思います。
だって、ほぼ平地(笑)
木下沢野営場跡地まではほぼフラット
そこから沢沿いは少し登りますが
沢から外れるところまではお子様でも歩けますよ。
そして、野営場はとても広く
草地なのでそこでランチもいいかもしれません。
季節が変わると都内なので暑苦なりそうですので
また来春にでも♪
いつもコメントありがとうです♩¨̮ *