つながる*noyama

4月の裏高尾から  -part 3-




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砂利窪へ入る前に簡単なお昼ご飯。
大した物を食べてる訳じゃないけれど
もぐもぐ食べているのももどかしい。
だって
先月来た時にほとんど咲いてなかったハナネコノメが
どんな風にその姿を見せてくれるのか
気になって仕方ないからだ。
1秒早く着いたからって花の様子は変わりゃしないのに
早く逢いに行けば
それだけ可愛い姿を見られる気がしてしまう。
勝手な思い込みだけど。









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橋を渡ってお目当てのところへ。
咲いてる咲いてる♪






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沢沿いで陽当たりの良いところの群生は
葯(やく)はすっかり破れ、蕊(しべ)の花粉も落ちたのがほとんど。
それでも真っ白な花びらは透き通るように美しい
ここでこれだけ綺麗なんだから、
この先のハナネコノメはもっと綺麗な筈





そして沢を遡っていくと思った通り、
天気のいいこんな日だもの
太陽の光は沢へ燦々と降り注いで
沢の水はまるで宝石の様にキラキラと光りを放っている
その傍でかわいこちゃん達は小さく花開いていた。


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そりゃぁ盛りの頃に比べたら黄色い花粉も見えてるけど
でもでも
それでもこんなに可愛いんだもの文句なんて有るわけがない。
それどころか
待っててくれてありがとう
そんな気分なのだ。





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飽きもせず何枚も撮る。
どうしたらこの子たちを可愛く撮れるかなって
そればっかり考えて、あーやってこーやってこんな風にしてって。



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滝の所に咲いているハナネコノメにも逢いに行って満足だ。
これでやっと先へ進むことができる。
ここまででも心は充分満たされているけれど
今日はまだ歩きたい気分なのだ。
だって一番の目的はこの上にあるんだから。






滝を後にして景信山へと向かう。
ここからが結構急登で(健脚のみなさんならチョチョイのチョイ)
最近まともに山を歩いてないものだから
平地以外はきつい。笑








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ここを去年は3回
今年はもう2回も歩くほどこの登山道が好きだ。
砂利窪から景信山までのトレイルが。



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小さな沢沿いを歩くと
花が溢れるように咲き
落ち葉は何層にも敷き詰められ
枝葉の間からは陽が射し込み
その影は縞模様となって地面に描かれる。





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一つ一つがリズムよく現れてくるから
歩くのがとっても楽しくなるのだ。
気づけば小仏バス停からの登山道と知らぬ間に合流して
更に登っていくと
わたしのお気に入りの道標
気をつけて見てないとうっかり行き過ぎてしまうくらい小さくて、
文字も剥げ落ちてきているこの道標へと辿り着く。






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景信山はもう目と鼻の先ってところ。

こんな風に次々とお楽しみが現れてくるから
あっという間に山頂についてしまうのである。






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pm 1:23 景信山





今日の一番の目的はズバリ

山へ珈琲を飲みに行こう

である。
もちろん他にも楽しみがある方がいいから
ついでにお花も楽しんじゃおう!という盛りだくさんな計画だった。
人もまばらなこの日はテーブルも選びたい放題で
勿論、見晴らしの良いテーブルに。




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だから今日はちゃんと豆を挽く。
その為に月6さんにワガママ言って100g入りの袋で作って貰ったのだ。
なんでかって言うと
開封の瞬間の、
あの芳しい豆の香りを山の上で嗅ぎたかったから。




封が開いた瞬間
珈琲の良い香りが鼻をくすぐる。
スゥ…っと吸い込んでから
ゴリゴリ…ゴリゴリ…
豆を挽けば更に香りは芳しく。
お湯を注げばより芳醇な香りとなって広がっていく
豆はぷくぷくっと膨らんで
旨味をふくんだ褐色の液体は器の中へと流れていく。
白樺のコブをくり抜いて作られたカップを両手で包み
そうっと口元へ。


ゴクリ…


なんて贅沢な味
なんて贅沢な時間




何を考えるでもなく
何を思うでもなく
ただただ珈琲を味わう。
そんな贅沢な一人の時間があったっていい。
いや、寧ろあって欲しいと思う。




ゆっくりしすぎたかな?
午後2時を回って少しづつ空気が冷たくなってきた。
さて、そろそろ下山にしよう。
どうしようかな・・・小仏バス停へ行くか、城山から日影へ下りるか
はたまた高尾山まで行くか…
高尾は遠いよねぇ。と思いつつも高尾山まで歩くことにする。
そうと決まれば善は急げだ。



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地面がぬかるんで無いか確かめながら小走りに下りていく。
さながらトレランである。




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あっという間に小仏峠
いつも思うんだけれど
来るたびにタヌキの立ち位置が変わってる気がする。
去年はどうだったけなぁー
なんて思い出しながら先を進む。
勿論、記憶の中のスミレが咲いてた場所ではスピードダウン



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この子は間違いなく雛菫❤︎
たった一輪しか咲いてなかったけど、
さすがスミレ界のprincess、色も形も可愛いったらない。
これですみれはもう満足。
あとは高尾山までLet's Goだ。







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一丁平の辺りへ来てまだ蕾の硬い桜を見上げる。

桜はもう少しさきだね
ここでお花見やりたいね

そんなこと去年話したなぁ
なんて思い出しながら。



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PM 3:28 高尾山



西陽が射し込む高尾山山頂は
平日で、こんな時間だというのにかなりの賑わい。
しかも、まだ登ってくる人もいるのだから
さすがミシュランガイドに載る山は尋常じゃ無い。
ここへ着くまで静かなトレイルを一人きままに歩いてきた身にとっては
この場の賑わいが些か鬱陶しくて
足早に一号路を下りて行く。



高橋屋が見えるところまで来ると
桜の花が咲いているのが目に入ってきた。

そうだよね
麓は今が桜の盛りの時期だよね。




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ケーブルカーから吐き出されてきた人の波と一緒に
高尾山口駅へと歩いていく。
あともうすぐで駅。ってところまで来て
川沿いの桜が西陽を受けてる姿に誘われた





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陽の光と川面をわたるそよ風
春の輝きの中で静かに揺れる桜の花びら
その桜を見上げると 夢中でシャッターを切っていた。



桜の香りがするだろうか
胸いっぱいに春の空気を吸い込んでみた。





おしまい…。*:゚




by mt_kawamin | 2017-04-12 19:00 | 山登り | Comments(2)
Commented by zbjsower at 2017-04-13 11:08
おお~っ
山頂でコーヒーの豆をひくのですか!!
それはまた本格的で・・・そして幸せなコーヒータイムだったんだろうなあ~と、うっとりと想像してしまいました^^
そして、可憐な野花は、やっぱり公園や植物園では見る事の出来ない自然の美しさを感じますね。
タヌキの位置は、あれれ??
こんな配置になってたっけ??と、思ってしまいました。
Commented by mt_kawamin at 2017-04-13 18:36
*Hideさん

そうですよ〜(^^)
勿論、登る山にも依ますが
のんびりできる行程の山では度々豆から挽いて珈琲を楽しみます。
縦走とか荷物を最大限軽くしたい時などはさすがに持っていかないけれど
そういう山での楽しみ方も大好きなんです♪

確かに、山と公園ではもう全く違うとおもいます。
美しさはどの花もどこの花も美しいけれど
やはり、自然の中で生きている強さを思うと
可憐な花ほど「キュン❤︎」としちゃいます。
思い入れが全然違ってきます。
まぁ、それはこっちの勝手な感情なんですけど(笑)
強さと儚さが表裏一体になってることに
より美しいなって感じますよね(^^)

狸の置物を確認したところ
昨年と、ほぼ同じでした
わたしの頭がおかしいみたい!笑