つながる*noyama

紅葉の立山へ part1



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これは昨年、2016年9月18日の話。
記事を書いておきながら温めすぎてUPしそびれてしまった記事だ。
なんで今更?
とお思いになるだろう。
何故ならば黒部アルペンルートが明日から立山〜弥陀ヶ原間が
明後日4/15からは立山〜扇沢間が全線開通となるからだ。
秋と残雪期では様子は大分違うけれどその辺りはご容赦を。
タイムスリップしながら読んでいただけたら嬉しい。


わたしの愛して止まない立山
どの季節も美しすぎて、この世とは思えない地である。







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この秋の予定は予てからの憧れの地、裏劔方面だった
紅葉に染まる仙人池からの劔岳、池の平から望む劔岳を眺めたかった
どこのピークも踏まず、ただただ劔に逢いたかったのだが
昨年の積雪量が少なかったこと、夏の酷暑もあり
劔沢雪渓の融雪が著しく非常に危険だと言う。
昨年、同じルートを歩いた友人に聞いてみると
去年ですら至る所にクラックが入り怖かったと言う。

晴れが続けば当然雪も溶けやすいが
雨が続けば雪渓はきっとグズグズ状態に決まっている
富山県警山岳警備隊の情報や、友人が教えてくれた早月小屋での情報から
行程中に雨予報がある今回はやはり難しそうだ。
黒部ダムから入ることも可能だったが、雨続きだった為登山道が心配だった。
山で無理は厳禁。今年こそ!と思っていた気持ちを切り替えるのは難しいが
来年へ持ち越すこととした。


さて、それなら代替え案は?
涸沢&北穂に火打山、妙高。白馬もいいけど…
金曜の夜出発予定のつもりだったが、行き先が決まらないまま土曜になり
雨降りじゃ交通費が勿体無いと言いつつも
立山の紅葉が諦めきれず、立山でのんびり過ごすことに






8月の晴れ続きが嘘のように
9月に入ると秋雨前線と台風の影響で
平日、週末関係なく曇天が広がり雨を降らしていた。
いつになったらすっきり晴れ渡る秋空見上げられるんだろう
晴れ、雨、晴れ、雨を繰り返す毎日で山行計画も立てにくい
それでも、秋色に染まる山に逢いたくて
雨が降るのは覚悟で立山へ。


9/18 sun


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漆黒の空から群青色へ
そして東の空が赤くなる5時半過ぎ、扇沢へ到着


今日の行程は雷鳥沢までだから始発のトロリーバスじゃなくてもいい。
ゆっくり出発しようと仮眠するつもりも
空に青空が見えてくれば天気がいい内に出発したいと欲も出て
始発のトロリーバスに合わせて準備を始めていく






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am7:30 扇沢駅



16分トロリーバスに揺られ黒部ダムへ





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その後、ケーブルカー・ロープーウェイと繋いで高度を稼ぐ

黒部立山アルペンルートのスタッフによれば
週末にかけて山々はグッと色づいてきたと言うだけあって
黒部平からロープーウェイに乗れば
眼下にはありとあらゆる秋の色に刺繍糸で施された山の斜面




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am 8:55 室堂ターミナル




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室堂ターミナルから一歩外へ出ると
ロープーウェイに乗りながら見えていた青空は何処へやら
立山三山はすっかり灰色の雲の中に隠れていた

なぁんだ…

と思いつつも
秋の色で染められた山々を見れば
もうそれだけでも充分、
ありがとうございます!な気分である
この地へこれただけでも幸せなのだ。





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みくりが池から雷鳥荘へ向かう辺りから
地獄谷の硫黄臭がひどく、ビックリ

今までにこんな硫黄臭が酷かったことはなかったけど
大丈夫かしら?







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雷鳥荘を過ぎる頃から異臭は収まり
ホッとしながら雷鳥ヒュッテへと下る石畳の階段まで来ると
いつもながら山崎カールの圧倒的なスケール感に感動する




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稜線が雲に隠れてたって
このスケール感、この美しさには毎度目を奪われる。





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am 10:20 雷鳥沢キャンプ場





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重いのは覚悟で背負ってきたおでんをあてに
先ずは冷たいビールをプシュッと🎶
このテッパンなマリアージュは裏切ることはない。


そうそう、ここ雷鳥沢キャンプ場には売店はないので
酒や食料、お菓子などは自宅から背負ってくるか
室堂に着いてからどこかの小屋で購入しなければならない。
乾杯したい方は忘れずに買っておこう。



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それにしてもなんて美しいんだろう


イタヤカエデ、岳樺、岩銀杏の黄色や橙色、七竃や稚児車、躑躅の緋色が
這松の濃緑と相まって、錦の糸で織られた帯のようである
秋分の日を過ぎたこの週末が紅葉の見頃
錦秋というに相応しい素晴らしい風景であった









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夜ご飯はホカホカ肉まんと
野菜たっぷり半熟卵入りラーメンでポカポカ。
夕飯後は雷鳥沢ヒュッテへと赴き
温泉へ入ってゆっくりと体を温める
勿論、お風呂上りにはプシュッと🎶




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テント場へ着く頃にはすっかり夜の帳が下り
辺りは益々濃く深い闇に包まれようとしていた
その中にぽっかりと浮かぶ雷鳥沢ヒュッテが
まるでハウルの動く城みたいだなぁ
なんて思いながらテントの中へ転がり込む



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明日はやっぱり雨なんだろうか…


天気が気になりながらも
寝袋に包まれ瞼を閉じれば
スッと眠りの世界へとおちていく




つづく…






by mt_kawamin | 2017-04-13 19:00 | 山登り | Comments(2)
Commented by ほたか at 2017-04-18 21:20 x
かわみんさん、ブログのコメ、お久しぶりです。最近、やっと気持ちに余裕ができてきたので、久しぶりにコメさせて頂きます(記事に関係ないことをすみません(-_-;))。
昨年の秋は、天候不順だったのをぼんやりと思い出しました。曇り空の元でも、立山の錦秋の美しさには目を奪われました♪ただ、昨秋はどこ山でもそうだったのか、燃えるような赤い紅葉が少なかったように思いました。翌日のお天気はどうだったのでしょう?? 続き、楽しみにしています。
Commented by mt_kawamin at 2017-04-19 13:13
*ほたかさん


久しぶりにこちらでもお会い出来て嬉しいです(^^)
去年の秋の事は今でもよく覚えています。
8月までは、それまでの8月と違って
山へ行けば晴れ。いいお天気ばかりだったのに
9月はもう、毎週末悪天候で
ほーんとに参りましたね(笑)
雨覚悟で訪れた立山は
どんな空でも、やっぱり美しかった。
神様のいる地はお天気なんか関係ないんですよね。
自分でもよくわからないんだけれど
劔、立山への想い入れが並々ならぬものがあるので
その地に居られるだけでも
他の山よりも
とーっても幸せな気持ちになります。
続きもすぐUPしますね。
だって去年書き終えてるんですもん笑

また、お待ちしてまーす(^^)
今日はコメントありがとうございました♪