つながる*noyama

谷川連峰 プチ馬蹄形縦走 -part4-

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朝露に濡れる花達を掻き分けながら登っていく
ほんの少し歩いただけなのに
足は膝まで濡れてしまうほどだ。


全く晴れそうもない空なのに
花を掻き分けて歩くことが楽しくて
気持ちはウキウキするばかり。








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熟練の職人さんが刈り取ったような
美しい緑の絨毯





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am 5:57 茂倉岳



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茂倉岳山頂から武能岳、蓬平方面へと下っていく






相変わらず辺りは真っ白で眺望はなし。
これから歩んでいく緑のトレイルも
オーガンジーのカーテンを纏い
その全貌を見せてはくれない。






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それでも
丹念に手入れをされたような緑のトレイルは
この上なく美しく
青空が見えなくても
私の心に訴えるものは充分すぎるほどだった。












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ゆっくりゆっくりと。





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小ピークを巻きその向こうに出ると
波打つような美しい稜線がさらにさらに長く伸びていた。


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そう、ゆっくり歩くんだ。
いつもよりも時間をかけて歩く。






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樹木のトンネルを抜けると
最低鞍部の笹平に着く






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ここへ来る前に
shoさんに見せて貰った笹平からの写真には
蒼よりも蒼い碧い青い夏の空と
どこまでも伸びていく美しい緑の稜線があった




今日はその時と同じ風景は望めないだろう
でも、せめて少しだけ
雲に切れ間が出来たら…


そう願わずにはいられなかった。





わたしが見たいと言うより
shoさんに見せてあげたいと思った。

尤も、それは
その風景を見たことのない私が言う台詞ではないんだけれど。笑



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鞍部が近くなるに従い
辺りを包む白いカーテンは無くなり
それは谷合まで降り
ミルク色の雲海になった




青空さえ見えないけれど
わたしたちが歩む
奇跡の稜線は目の前にある。





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いつもより時間をかけて
ゆっくり歩くのは
あまりにもこのトレイルが美しく
早く過ぎ去るのが惜しいから


そしてもう一つの理由は

二人とも
太陽を待っていたから。


ここから見えるその風景に
青空が欲しかったから。











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祈りるように
このトレイルを愛おしむように
大切に一歩を繋いでいく。






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鞍部から先のトレイルには
夏色の花々が乱れ咲き


そのお花畑の中を
花を掻き分けるように
そうっと足を踏み出していく




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遠くからでもわかる
渦巻くような武能トルネード



早くその渦の中に飛び込んでしまいたい欲求と
勿体なくて
まだその一歩を踏み出したくない想いとが交錯する。





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鳥肌がたつほどの
美しい稜線は続いている


奇跡の稜線が待っている。









by mt_kawamin | 2016-08-17 22:33 | 山登り | Comments(2)
Commented by sho at 2016-08-22 16:44 x

白い雲
自由に咲き誇る
花々の嬉しそうなこと
夏の水分をたくさん含んだ
ミドリの山にもう大作の
予感がびしばしと
伝わってくる
なんか青空
なんて
いらないなんて
おもえる
ような
その写真の
一枚一枚
どれも
愛しい
気持ちが
滲み








茂倉の
稜線のような
形のコメ


…でした^^

Commented by mt_kawamin at 2016-08-23 18:51
*shoちゃん


白い霧も
 谷間に浮かぶ雲海も
  あの濃いミドリの稜線を引き立てる背景になり
     そのミドリの中には色とりどりの夏の花が咲き誇っている
       それは一つの絵画となってわたしの心に深く刻まれていった…そう深く…
         それにしてもミドリで埋め尽くされた稜線とその山肌は、上質なカシミア
          それともvelvetの生地?滑らかなその斜面をで手で撫でたくなるほど美しく
           このミドリの美しさって森林限界の上に稜線があるアルプスでは
           到底眺めることのできない風景。だから…歩いてる時は
          ちょっとした優越感に浸ってたりして。勿論そんなこと
         誰も知る由もないから当然、自己満だけど♪♪
    白いカーテンが少しづつ開いて天使の梯子が降りてきた時
   ドキドキしたのを昨日のことのように覚えてる。 
あぁ…武能トルネードみたいに書いてみたけど
トルネードは難しいっちゃ!まったくぅ笑