つながる*noyama

緑そよぐ天空の湿原へ@苗場山 -part 3-





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ここまでの話part 2は→こちらから♪


神楽ヶ峰から富士見坂をググッとおりていく
いつもながら「せっかく登ったのにな」と残念な気持ちになるが
そこは仕方ない。
逢いたい景色に逢うためにはどんな努力もしなくてはならないのである。












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鞍部にあともう少し・・・というところまで来ると
草に囲まれるようにして岩の間のホースから流れてくるのは
「雷清水」
と呼ばれている水場だ。
水はめっぽう冷たく美味。
火照った身体にグビグビっと喉に流し込んでやれば
たちまち冷水でクールダウン。



さて、行こうか。




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夏の花で彩られているお花畑





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お花畑に別れを告げ
来た道を振り返れば・・・



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上質な緑の絨毯に
手の込んだ刺繍が施されたような山肌が。


歩いてきた軌跡を確かめ
進む道を真っ直ぐ見上げる






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山の頂にも見える遠くのトンガリを見上げると
まだか・・・という気にもなるが
階段を登りつめた向こうに広がる風景を思いながら
一歩一歩。







そして…





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ドカンと目の前に広がったのは
山頂の周囲4kmに囲まれた圧倒的広大な高層湿原。



大小合わせて1000以上はあるという池塘がそこここに点在し
この時期、池塘や湿原の中はワタスゲの真っ白な果穂がユラユラと揺れている。



風に吹かれながらその様子を眺めているだけで
山の上にいるのか、
広い湿原のど真ん中に放り出されたのか
その長閑で美しい風景のおかげで
まるで童話の世界に紛れ込んだかのような錯覚さえしてくる。







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これが神様が創った田んぼなのね・・・








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一旦木道を離れ
せっかくだしピークを踏んでこよう。と
道標に誘われるまま歩いていくと






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周囲を4km囲われた広大な湿原とは対照的な
百数十メートル樹々に囲われた中にぽつんと寂しげに立っていたのは
苗場山の山頂標識

少しばかり眉毛がハの字になりそうな気持ちを笑いに変え
湿原へ戻ってお昼にしましょうと湿原のベンチへ



デッキの上にコの字型に配置された木製ベンチでは各々
お昼を食べたり珈琲を飲んだり、お菓子をつまんだり
ゴロンと寝転がってお昼寝してる人も。



ではでは私たちも!

先ずはkoさんが担ぎ上げてきてくれた冷えッヒエのフリーで乾杯!




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そして食後は・・・




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ベイクドチーズケーキと珈琲で。




ゆったりとした時間が流れる気がするのも
神様が創った場所だからなのだろう。










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photo by kohei




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photo by kohei








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到底一日では廻ることの出来ない高層湿原


その美しさの一部だけでも垣間見ることが出来て
今日はそれだけで充分。


続きはまた今度だね
眠くならないうちに行かなくちゃ



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朝来た道へと戻っていく。





朝、雨でションボリしていたワタスゲの果穂も
降り注ぐ陽の光を浴びてフワフワに。





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後ろ髪を引かれ
何度も何度も振り返り
この風景を瞳に焼き付ける
記憶の中に全て閉じ込めて・・・



さぁ、行こう。





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朝ここを歩いてきたときは
明け方までの雨のせいで小川と化していた登山道も
陽の光を浴びてすっかり乾いていた。


苗場山へ行こうと決めてから沢山のハプニンングに見舞われ

「もう行くのは止めよう」

二度そう思った。


それでもなんとか訪れることが出来て
そして素晴らしい湿原の中へ身を置くことが出来た。


神様の創った田んぼの中に佇んでいたことで
少しなにか変わったのかな・・・
変われたならいいな。
ふとそう思った一日だった。



神様が創った田んぼのある山、苗場山。
思い出深い山になるに違いないと思った。





おしまい…。*:゚








by mt_kawamin | 2016-07-25 19:00 | 山登り | Comments(0)