つながる*noyama

春を過ぎた尾瀬ヶ原から -後編-

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前編は→こちらから♪


研究見本園から原へと。
いつもの週末ほどではないけれど
今日もツアーのグループが幾つも。
その後ろをのんびりと
木道をポコポコと歩いていく。












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今年は例年よりも積雪量が少なく雪解けが早かったらしい。
そのせいもあって川を流れる水の量もだいぶ少ない。
いつもならたっぷり流れる水にゆらゆら揺らめく水草も
なんとなく居心地悪そうな気がする。





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毎年同じ頃に来ているのに
同じ景色をみることは一度だってない。
来るたびに新しい発見があったり
知らない風景が広がったり。

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逆さ燧ヶ岳が映る池塘辺りまで来ると
いよいよワタスゲが本気を出してポワポワと揺れ
白い綿の間には桃色の姫シャクナゲと
更に背の低い立山竜胆の淡い水色が差し色のように咲いて
夏の色ではない
春と夏の間の淡く優しい原の色彩が広がっていた。


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今日の原の主役は
ワタスゲとタテヤマリンドウ
でも本当はそれだけじゃない
湿原に芽生え始めた緑の草が、
ワタスゲの、立山竜胆の美しさを引き立ててるんだから。
引き立てあうからこその美しさがここにある。



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10:04 牛首分岐




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分岐はそのまま直進。
水芭蕉が咲いてなくてもやっぱり例の場所で写真撮りたいもの。





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すっかり緑色に染まる下ノ大堀
ここから見る至仏山の残雪もほんとに僅か



昨年のこの写真と比較しても一昨年のと比べても
至仏山の残雪の量も堀の水も全然違ってるのがわかる。



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撮影日:2014/6/1


同じ青空だって青さが違うんだなって
空気の冷たさで違って見えるのかな・・・








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私の知らない尾瀬がまだ沢山ある
1年に何度来たって
全てを知ることなんて出来るわけがないし





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竜宮小屋を通り過ぎて沼尻川を渡り福島県へ
県境を越えた途端、全ての環境が変わるわけではないけれど
川を渡ると、風が違うといつも思う。
原を吹き抜ける風に違いなんてあるわけないだろうけれど
でも…何かが違うといつも思っていた。

何がどう違うの?




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と聞かれても上手く説明なんて出来ないけど
ここに居るからこそ感じる空気感
言葉では到底説明なんかできないものがここにはある。







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さて、見晴に着いたらお昼ご飯にしよう
いつもの喫茶ひげくまで。





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来るたびに新しい発見がある尾瀬の風景と
変わらないいつもの物がある。
それに触れるとホッとして一息つける。




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今日、尾瀬へ来るまで
実は少しだけ残念な気持ちでいた。

それは何かと言うと
今年は兎に角花の移り変わりが驚くほど早く
いつもなら水芭蕉の綺麗な姿を見ていたのに今年はそれが叶わないからだった。
計画していた順番で山へ行くとどの花も少し遅かった。
上高地の二輪草もそう。そして尾瀬の水芭蕉も。




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でも
その残念な気持ちは鳩待峠から山ノ鼻へ向う途中から
少しづつ変わっていった







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そして山ノ鼻へ着き、研究見本園へ行き
原を歩き始めると 残念な気持ちから一変
ワクワクする感動の連続




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水芭蕉の美しい時期に訪れていたら
決して会えることの出来ない花に会えたから。

ほんの少し時期がずれただけで
今まで見ることのできなかった風景に出会えたから




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新しい感動が生まれる度に
ここがもっともっと好きになる。




おしまい…。




by mt_kawamin | 2016-06-02 22:13 | 山登り | Comments(4)
Commented by ゆず at 2016-06-02 23:22 x
かわみんさん、こんにちは~♪

今年の花は早くてかけ足しないと追いつけない
でもでも、本当に尾瀬はいいですよね~
写真見ながらむふーってなってます(*^^*)

尾瀬って平らでどこまでも見えてしまっているような気がするんですけど1歩歩くごとに景色が違うんですよね。

燧ヶ岳のかたちも至仏山の姿も池塘ひとつひとつの表情も…だからなかなか進めなくて困ります(^_^;

私の好きな川沿いの道は鳩待峠から入って山の鼻の手前のところです。左に至仏山が見え隠れしてあー来たなぁって思うところ。で、橋を渡ると尾瀬に来たーってなるんですよー♪かなり自己満足的なお気に入りですね(笑)

今日も素敵なストーリーありがとうございます♪

そういえば、最近「おしまい」じゃないんですね。
隠れ「おしまい」ファンより
Commented by mt_kawamin at 2016-06-03 10:59
*ゆずさん こんにちは〜♪
いつも来てくれてありがとう(^^)

尾瀬の話題になるといつも思い出すのは一昨年の秋
見晴のテン場で木道の反対側っていう
ほんとに手の届く距離にゆずさんが居たんだってこと。
あれからもう1年半だね❤︎

そう、原へ出てしまうと木道が緩くカーヴしてるだけで
歩くと何十分もかかる竜宮小屋ですらぽつんと見えちゃって
でも、一歩歩くたびに池塘が見えたり森が大きくなったり
一歩進めば燧ヶ岳が大きくなって振り返れば至仏山が小さくなって
そのたんびに写真撮るもんだから中々前に進めなくて(笑)
キリないんだよね

ゆずさんの好きな川沿い、
なーる!川上川沿いの至仏山が見える!
前編にも1枚載せたね
ここは私も大好きで、いつも立ち止まっちゃう。
晩秋の頃のここからの眺めはまた格別だよね
鮮やかに染まってる紅葉が白い霜をまとってて
幻想的で冬の厳しさも近づいてるのも気づかされて
うっとりしてしまう。

あ、「おしまい」ファンがいた!w

そんな貴重なファンがいることに気づきましたので
「おしまい」に変更(*´罒`*)♡

いつも温かいコメントありがとう♪
またBlogを書く気力が湧いてきたよ〜
Commented by zbjsower at 2016-06-06 10:38
尾瀬ヶ原いいですね~
私はまだ行った事ないのですが、同じ時期でも毎年違った風景が見られるというのが新鮮に感じました。
あいにく私は重いヘルニアになってしまって、いつ山に行けるのかさえ分からない状態になってしまいましたが、いつか行けるようになったら是非とも尾瀬ヶ原に行ってみたいと思います。
Commented by mt_kawamin at 2016-06-07 07:50
*zbjsowerさん おはようございます(^^)

尾瀬行ってきました〜♪
同じ季節に行っても景色がいつも違うのは
勿論他の山もそうなんでしょうけれど
お花を目当てに行くと、その違いがとても顕著に見られるんですよね。
特に今年は積雪量も少なく雪解けが早かった事もあって
去年より3日早く行ったのに
景色はそれの2〜3週間あとのものでした(笑)

ところで重いヘルニアとのこと。
なんて言ったらいいか…
身体が思うようにならない事もそうですが
山へ行けない心の中も辛いですよね。
早く治ること、私もお祈りしてます。
どうぞお大事になさってください(*^^)
コメントありがとうございました♪