つながる*noyama

山 de ごはん - 小仏城山〜高尾山 -

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春を思わせるようなぽかぽか陽気な2月の休日
山友shimaちゃんを誘って城山から高尾山へと歩いてきました。
*
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shimaちゃんがBlogへ書いた一文がとても気になっていた。

「山へ行けない日々が続いて…」

そんな内容だった。


山が好きで好きで堪らないほど好きでも
誰しもそんな時があるものである。
そしてそれは、都合が悪くて行けない
と言うのでは無いことも知っていた。
本当ならそっとしておくのが大人なんだろうか。

なんとなくだけど、それではいけないような気がしていた。
『なんとしてでも山へ連れだそう』
そんなお節介なことを考えていた。

誘い出すためには断られてはいけない。
都合が合わないなら致し方ないのだけれど
上手い誘い文句はないかなぁ?
実はshimaちゃんが買いたいと言っていた登山靴のお店へも何度か誘っていた。
その後飲みにでも行ければいいな。と
いずれも都合が合わず振られていたのだった。





「 山で美味しいものでも食べない? 
   サクッと歩けるお手軽な山でさ♪どーお?」

軽く誘ってみた。
意外にもshimaちゃんの返事は早く

「うん!いいよ♪」

二つ返事の快諾だった。
ホッとした。


目に見えないところでみんな色々なことを抱えているものだ。
それは仕事のことだったり家族のことだったり、自分自身のことだったり。
いつもヘラヘラして、時折毒づく私とて色々と抱えているのだ。
心に抱えているものが少しでも軽くなったらいいな。
そんなことを想いながら休日を迎えた。


2月11日(木) 建国記念の日

待ち合わせはJR高尾駅北口改札。
駅のホームを歩いてればshimaちゃんが前方を歩いている。
背後からそぉ〜っと近づき、ズリズリと肩で押しながら朝のご挨拶である。

高尾駅北口改札を出たら、先ずは大好きなIchigendoさんでおむすびやらパンを買い込む。
今日のお昼ごはんには城山茶屋のナメコ汁とそれらを一緒に食べようと決めていた。
shimaちゃんはIchigenndoさんで買うのは初めてらしく
あれもこれも食べたいものが沢山で悩んでいた。

「わぁ〜〜どれもこれも美味しそうだね〜〜♪」

こういう悩みはいい♪ワクワクしちゃうもの。
食べきれないほどのパンやおむすびを買い込み
小仏行きのバス停へと並ぶ。
久しぶりの晴天の休日のバス停は長蛇の列である。
9:12発のバスは増便も出てるほどの混みようだった。
私たちは日影で下車する。
あれほど沢山の人が乗ってたバスなのに、
花の時期には少し早いからだろう、日影で降りる人はほんのわずかだった。



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途中、いろはの森との分岐でトイレに立ち寄る。
日向ぼっこ中のニャンコは堂々たる風体で
カメラを向けようが顔を覗き込もうが我関せず。笑
そんな光景に目を細めながら
また身支度を整え日影沢林道を城山へ向けて歩きだす。
*
*

会わなかった間の色んな話をしながら。
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日影ばかりの暗い林道
先日降った雪の名残が固く
さながらスケートリンクのような林道が続く。



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このカーヴを曲がれば陽が当たり
氷も溶け春の道が待っている。

ずっと真面目な話をしていた私たちも
雪が現れる頃からキャーキャー言いながら歩き
頭上に真っ青な空が広がる頃には
少しづつ心も暖かくなっていたような気がする。





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小仏城山へ着くと
大勢の登山者で賑わっていた。
天気の悪い、見頃のものも何もない時期にしかこの辺りを歩いていないわたしにとって
富士山を眺められるのも、賑わった山頂も不思議な光景だった。



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座り心地の良さそうなベンチを見つけ
茶屋でナメコ汁と美味しそうなミカンも一緒に買おう。

さて、
おむすびとナメコ汁で美味しい時間の始まり始まり。



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shimaちゃんは味噌とチーズの焼きおにぎりと広島菜のおむすび
私は雑穀米と鮭、五目炊き込みごはんのおむすびで
ナメコ汁と共に舌鼓を打つ。

おむすびとナメコ汁の写真をTwitterにUPしていたshimaちゃんが

「kuさんが草戸山にいるみたい!」

という。
スマホを覗き込むと、kuさんが草戸山なう的なtweetをしていた。
実は高尾駅に着くまでの間、Twitterでkuさんとやり取りをしていた。
その間『誘わないでごめん!』と心の中で思っていたからビックリだった。
彼女も最終目的地が高尾山だったらしく

「高尾山集合」

と告げ、あとで合流することになった。
だって今日の最終目的地は私たちの大好きな「あさかわ」だったのだから。



さて…話は城山でのスイーツタイムの話に。
いつもスィーツ担当はshimaちゃんなのだが
この日は私がおもてなしをするつもりでいた。
でもどしよう?お昼食べたばかりでお腹は満たされてる。
少し歩いて、例えば一丁平辺りでデザートタイムにする?
というか、わたしはそのつもりでいたのだが
ザックに荷物をしまい、又ザックを下ろして準備が面倒だということで
食べたばかりだと言うのにsweets timeへ突入


それでは…
と、ナルゲンに仕込んできたホットケーキの素を

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photo by shima

ホットサンドメーカーへ流し込み
弱火でゆっくり焼いてゆく

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焼加減を見る為に閉じているホットサンドメーカーの蓋をパカっと開けてみると
優しく甘い香りがふんわりと漂ってくる。
猫や犬のようにクンクン匂いを嗅ぐのである。


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○ほの焼印が上手く焼けますように。
頃合いをみて反対側の蓋を開けてみると
いい感じの焼き色が。


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白い湯気が立ち上がるホットケーキにバターを乗せると
バターがゆっくりと溶けてゆく。
更にメープルシロップを上からたらりと。


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ナイフを入れると表面はサクッサク 中はフワッフワ



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風も穏やかでポカポカな山で
ホワホワに焼けたホットケーキを食べれば
誰だって笑顔になる


ホットケーキを食べながら
shimaちゃんが私の大好物の苺を持って来てくれたというのでそれも一緒に。
なんと、チョコレートフォンデュの用意をしてくれたらしい。


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ホットケーキのツマミに苺のチョコレートフォンデュ
なんて贅沢で美味しくて幸せな時間なんだろう
最後には残りのチョコレートに牛乳を入れてホットチョコレートに


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これを飲み干すと、さすがに口の中が甘々になってしまい
漬け物食べた〜い
と二人で苦笑い。


気づけば2時間以上もここに居た。
暖かい陽射しを浴びながら美味しいものを食べてお喋りして…
居心地がよかったんだと思う。
素直に笑っているんだからよかったんだと思う。


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さて、kuさんとも合流しなければならないし、そろそろ高尾へ向かおう。


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食べ過ぎのせいで
ちょっと体調が悪くなり胃腸薬を飲むshimaちゃん
いつもと少し違う後ろ姿を見ながら後を追う。



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あともう少しで高尾山への最後の階段
というところでkuさんがさほど離れてない後方にいることがわかる。


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高尾山山頂に着き、幾重にも重なる蒼い山並みを眺め
不自然に枝を落とされた木々を痛々しく想いながらその場を立ち去る。



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薬王院でお参りして
ボ〜ッとしていると前方からカメラを構え怪しい人が近づいてきた。
と思ったらkuさんだった。笑





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ここでkuさんと合流してkuさんは冬蕎麦を食しに
その間わたしとshimaちゃんは節分草が咲いてるというので野草園へ。




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園内に入ると福寿草しか咲いておらず
節分草は??
園内をグルリ回ってもう少しで園内終わっちゃうよ?というところで
やっと咲いていた節分草。しかも片手で数えられるほどしか咲いていない。


えっと・…
花の咲いてない時期は入園料半額にしましょうよ。
と言いたかったのは内緒の話。笑



冬蕎麦を食べ終わったkuさんと再び合流し
一号路を経て高尾山口駅まで。
このあとは高尾駅へ戻り、お気に入りのお酒・お食事処 『あさかわ食堂』へ。



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ここへ来るまでの間に
山と人生のスキルの高い男、azu◎さんにもshimaちゃんが声をかけておいてくれた。
この日の店内も満員御礼だったが、常連の方が気を利かせてくれ
「いいよ、おれたちもう出るから、待ってて」
と席を空けてくれた。
いやはや、本当にこのお店の常連の方々は粋でステキな方が多い。
女将さんがステキだから、そういったお客さんが増えていくんだろう。



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今年何度目かの乾杯♪

二人で歩き始めた今日の美味しい山だが
一人増え、もう一人増え
増えるごとにお酒もご飯も更に美味しくて、小気味好い会話も楽しい。

shimaちゃんもkuさんも、azu◎さんもみんな楽しそうだ。
みんなゲラゲラと大声で笑っている。
他愛もない話で笑えたりちょっと文句を言ったりとぼけてみたり…
何気ないお喋りが曇った心に陽を射し込むことができるような気がした。

掛け値なしの損得勘定のない間柄だからこそ
素直に笑えるのである。



おわり…。




by mt_kawamin | 2016-03-03 22:16 | 山ごはん | Comments(7)
Commented by ゆず at 2016-03-04 21:35 x
かわみんさんこんにちは~♪
てくてくほのぼの山ですね♡
ホットケーキ、チョコレートフォンデュからの
ホットチョコレート!!
美味しいものコラボレーション\(♡~♡)/
ほんとかわみんさんとShimakoさんは仲良しで
うらやましいです♪
それで、〆はあさかわさん
春の始まりに最高の山歩きでしたね~♪
Commented by ku at 2016-03-05 01:59 x
かわみんさん♬
 
いつも楽しい時間をありがとうございます。
shimaちゃんのブログの方にも書かせていただきましたが
この日は高尾の神様がみなさんに会わせてくれたんだな〜って思っています。
 
shimaちゃんがSNSに久しぶりに書きこみしたのを見て翌日に返信させていただきました。
shimaちゃんとまた会える日が早く来ますように、と願ってはいたものの、待ちわびているその日が、まさか翌日になるなんて思いもしませんでした。
かわみんさんもお忙しいのが続いているものとばかり思っていたので、あの日の朝、SNSでちょっとお話できただけでも実はすごく嬉しかったんです♪
「高尾山集合」とメールいただいて草戸山から高尾山に向かう時は、お二人に早く会いたくて小走りに近い状態でした(笑)
 
かわみんさんとshimaちゃんは、気の合ったお友達同士というのはずっと前からわかってますし、二人にしかわからないお話もあるだろうし・・・
「誘わないでごめん」なんて思わないでくださいね♪
でも・・・よかったら、今度はぜひ私にもホットケーキを食べさせてくらはい♪
お好み焼きでもどちらでもいいです♪
もちろん、お山もまたご一緒させてくださいね〜
楽しみにしていまーす(^▽^)/
Commented by mt_kawamin at 2016-03-06 09:10
*ゆずさん おはようございます♪

この日は風もほとんどなく
降り注ぐ太陽の光は優しくて
お山でご飯を食べるには最適な休日。
山頂は大勢の人で賑わっていて
その場にいるだけでも心がホッコリするほどでしたよ♪

shimaちゃんにはいつもデザートをゴチになっていて
この日はちょっと色んな意味もあって
私が美味しい物でも作れたらいいな
とホットケーキ焼いてみました♪
でも本当にいい山日和で
例えばスーパーで買ったお菓子とペットボトルの飲料でも
ステキな時間を過ごせそうな山だったよ
そんな日に歩けるとそれだけで幸せだよね☺︎

〆のあさかわでは毎度のことながら
お酒もツマミも美味しくて閉店近くまで居座りましたよ(*´罒`*)
Commented by mt_kawamin at 2016-03-06 09:30
*kuさん おはようございます♪

わーい!初めてコメくれたー
やったー(*ノ´∀`*)ノ嬉しいなぁ
という事で、先々日も先日も
お山もお酒もありがとうございました。

くりんさんがしまちゃんのBlogへコメント入れてるのも知っていて
くりんさんも心配してるんだろうなぁと思ってました。
高尾へ向かう電車の中でくりんさんとTwitterでやりとりした時の心の中の声については記事中に記したけれど
城山で「くりんさんが草戸山にいるみたい!」ってしまちゃんが言った時には
本当に驚きで不思議な感覚にとらわれてましたよ。
だって、同じ方向へ向かう電車の中でやり取りしていて
そしてすぐその山の向こう側にくりんさんがいるんだもん。
くりんさんの言う通り
高尾の、山の神様の思し召しとしか思えなくて…。
最終的にはしまちゃんを気にかけていた全員があさかわで一同を介するとは
高尾駅へ降りた時には夢夢思わなかったもの(笑)

先日はホットケーキ焼いてあげれなかったので
次回、ユルユルハイクの時には
ホットケーキでもたい焼きならぬ
バウルー焼きでもお好み焼きでもおこのみの物、お作りしまーす◡̈*
また次回の山、呑みの会も楽しみにしてますね♪
今日はありがとう☺︎
Commented by しまこ at 2016-03-07 08:56 x
おせっかい焼いてもらえるって幸せなことだよね。

大人になると知り合いは増えるけど
友達って呼べる人ってそうそう増えない。
…てのは私だけかな。人見知りだし(笑)
お茶やランチくらいはするけど
息子の学校関係でもお母さん方の輪の中に
なかなかすんなり入れなかった自分だから。

それがまた山に行くようになって
思いがけずに「山友」が増えていったんだよね。
山友はランチしてうわべの話だけする訳じゃなくて
ヘロヘロで弱い自分を見せたり
時には寝起きも共にしたりして
たとえ饒舌に話さなくても
なんとなく理解が出来たり空気を察してくれたり
普通の友達よりも例え細くても
もっと深いところで繋がっている気がするんだ。
かわみんちゃんもそのひとりだったりする訳だけど
おせっかいを焼いて(それは決しておせっかいとは言わないものだけど)
あの時もこれ以上ない絶妙のタイミングで声をかけてくれたけど
今回blogを読んであの時かわみんちゃんがそんなことを思って声かけてくれてたんだ
って思って私はトイレに籠って泣きました(笑)

そしてblogを読んでいて思い出したものが。
あの甘くてやさしいホットケーキの焼ける匂い。あれは本当に人を幸せにしてくれる匂いだね^ ^
本当にただただ楽しくて美味しくて幸せな時間。
…にしても
普段から胃腸薬と絆創膏は山用のポシェットに入れているけど
あんな所で役に立つとはね(笑)


昨日が過ぎて一区切り。
不思議だね、あの頃本当に雪の山なんて行ける気がしなくて
こんな気持ちになることがあるんだ、って思ったけど
それも随分遠い話みたいに忘れかけてるよ。
いろいろありがとう。
私は何にもかわみんちゃんに返せてない気がするけど…
とりあえず少し落ち着いたら今度こそ靴屋さんに連れてってもらおうかな^ ^
て、やっぱりかわみんちゃんにしてもらうばっかりだなあー・・・
ま、いっか(笑)



PS
最愛の息子ちゃん卒業おめでとう〜♪
これでまた本腰入れて山に行けるね(^_-)
Commented by mt_kawamin at 2016-03-08 17:10
*shimaちゃん♪

そうだね…学校関係で友達…と呼べるかどうか悩むね。
仲良いママ友的な保護者はいるけれど、友達なんだろうか。
私はしまちゃんよりは人の中へ入っていける質だけど
それでもご存知のように好きじゃない人、興味のない人に対しては
シャッターすぐ下ろしてしまうから。笑

不思議なもので、山へ行くと
普段言えないようなことも言ってしまったり
普段見せない自分も見せてしまったり。
それは見せるつもりなくても、自然がそうしてしまうんだろうけれど
だからこそ、山を一緒に歩く人は厳選してしまう。
誰でも彼でもって訳にはいかなくなって
そんな付き合いの中で
山へ行く気持ちになれないなんて言葉をチラッと聞いてしまうと
その理由をわかってても
「そろそろいいんじゃない?」と思ってただけにショックというか
そんな気持ちをどうしてあげることもできない歯がゆさだとか
まぁ、そんな訳で…
スッ…と、椅子から無意識に立ち上がるように
山へ入れたらいいなって。
おせっかいを焼いたと言うのは
私が立ち上がって何かをしなくてもしまちゃんの周りには大勢のお友達もいる訳で
登山部の方々は私なんか以上に考えてるだろうし。
私が「ハイッ!」て手を挙げる必要ないんじゃないか。と思ってたもので…

あの日のホットケーキの温もりだとか香りだとか
青空という素敵な背景も手伝って
心の中がほんわか温められたのかもしれないね。

胃腸薬、私も常に携行してるけど
食べ過ぎて飲むってなかなかいよね(笑)

日曜日、お疲れさまでした。
色んな出来事が少しづつ過去になっていくね。
靴も見に行こう♪
帰りにちょこっと新橋あたりでグイッと❤︎

女泣かせのかわみんでした(笑)
Commented by mt_kawamin at 2016-03-08 17:14
*shimaちゃん 追伸です。


私が手を挙げる必要がないと言うのは
それがおせっかいなのかもしれない。という思いからなので
誤解ないように、よろしくです♪

それから、息子のこともありがとう♪
中々、人生ままならないけれど
あとは後ろから応援するだけです(^^)
取り敢えずは肩の荷が一瞬おりておりますw
さてさて、次はどこ行こうか♪