つながる*noyama

蝶ヶ岳 2015 autumn -part 3-


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ここまでの話 part 2は→こちらから


日の出のあと、風は少し弱まったけれど
それでも風力計はぐるぐると勢い良く回る…。



稜線でテントを張ると白馬での夜を思い出す。
そうだ、二日目の夜は爆風に怯えて眠れなかったあの日である。
2張りほど、テントが崩壊したあの夜である。
あの夜に比べればテントが浮くこともなかったし
今日はよく眠れた方だ。









am04:00 起床

夜明けの写真も撮りたいし
樹林帯へ入るまではあれこれ撮りたいものだ。
今日は上高地まで下山するだけだが
小梨平でお風呂も入りたい。松本でちょっと乾杯もしたいし…
そんな訳で少しばかり早起きして先に朝食を摂る。


アンパンをお腹に押し込んで一息つく頃には
空が白々と明るくなってきた



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陽が昇る時、
沈む時はいつだってドラマチック。





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特別何がある訳でもないのに
ウルっとしたり
じぃぃぃんと心に沁みるものを感じてしまう。







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陽が沈む時とは逆に
陽が昇る時はゆっくりに感じない?
美ヶ原の上からぽっかり浮かんでくる太陽



今朝は少し雲が湧いていて
じゅわっじゅわっと雲の中を昇ってくる



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群青色の空に小さな赤い点が燃え出して
それが少しづつ広がってくる。


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今朝のように雲が多いと
レーザービームの様な朝陽が射さない代わりに
雲を透かして柔らかな緋色の雲が空を染めるのである






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いつここへ来ても同じ風景はないのは当たり前だけど
裏切られることも一度もない。



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強いて言えば
写真で見る様な真っ赤に燃えるモルゲンロートを見たことがない。
一度もないと
そんな真っ赤に燃えるモルゲンロートって幻?
などと疑ってしまう。
一度でいいから
この目で見てみたいものだ。




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陽がすっかり昇り
穂高の山々にもその光が届くと、いよいよ山のお目覚めの時間
そして
私たちの出発の時間。





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今年はこれで見納めだと思うと
なかなか先へ進めない
去年より少し大きくなった(増築?)瞑想の丘から



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後ろ髪ひかれて振り返る
いつもと同じ姿のまぁるい稜線が続いている。



さぁ、帰ろう



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蝶槍〜横尾への分岐着





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雪の残る来年にまた…




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ハイマツとシラビソの森の中へ
ぽっかり口を開けた穴に向かって…



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下って下って下って…



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am 09:34 横尾 着




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横尾へ着くと
山の上で見えた雲はすっかりなくなって
青く澄み渡る空が広がっている。


今日も登山日和だ。



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涸沢や槍ヶ岳へ向かう人々を
羨ましい眼差しで見送りながら
私たちは上高地へ向けて歩き出す。



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徳沢を過ぎ
チラチラと対岸の様子を見てみると
当たり前のことだが



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上高地へ着いた日に見た
金色に光るカラマツはそこにはなく
晩秋の風景が広がっていた。





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一昨日とはすっかり違う
落ち葉が音を立てながら落ちる中を一歩…一歩
この三日間を思い出しながら歩いていく

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いつだって山から帰る時は寂しいものだけど
新たな山へのスタートでもある
だから次歩く山を想い下界へと戻っていく


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そんなことを思いながら歩いていると
間も無く小梨平へ


そろそろ山旅の終点。



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最後はガッツリ


ゴクリと…。





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終わり…。





by mt_kawamin | 2015-12-06 15:33 | 山登り | Comments(4)
Commented by ほたか at 2015-12-06 23:01 x
かわみんさん、こんばんは。6連勤、お疲れさまでした。

確かに、陽が昇る時の方がゆっくり感じますよね。
空が明るくなるだけで、太陽が見えず、日の出までの時間が読めないからかもですね。

緋色の写真、幾重もの山の連なり、雲の動き、空のグラデーション… 綺麗です。

全く同じ朝景がないように、真っ赤なモルゲンロートも狙ってはなかなか見れない、偶然のプレゼントなのかもしれませんね。
槍~大キレット~涸沢が、全部真っ赤に染まったら気絶しそうですが…(笑)

雲一つない青空に映える槍穂もいいですが、刻々と変わる秋の雲と槍穂のコラボ、素敵ですね。

ぽっかり口を開けた穴… 帰るんだ感、満載ですね。

梓川 右岸のカラマツや空に映える小梨平のカラマツ
陽の高さや二日間の違いだけで、全然違いますね。

今回も楽しく読ませて貰いました~\(○^ω^○)/

Commented by cyu2 at 2015-12-07 13:47 x
かわみんさん、こんにちは~
こうして振り返ってみると、あの二日間は本当に気持ちの良い天気でしたね。
青空の青、カラマツの黄色、雲の白、どの色もみんなそれぞれに輝いて。
もうずいぶん昔の事のように思えちゃうけど、また楽しかった時間が蘇ってきましたよ。

稜線での朝晩の写真もとっても素敵!
あの瞬間はやっぱり稜線にいないと味わえないから、なんか特別に大切に思えちゃうよね。
体調悪かったのに頑張ったご褒美でしたね!
どの写真も素敵で癒されちゃったけど、part3のTOP画像、とっても好きです。

ぜんぜん話変わりますが、チャンプが手にしてるのってチャンプの名刺なんですか?
以前はそんなの持ってなかったのに・・・欲しいなぁ~(笑)

Commented by mt_kawamin at 2015-12-07 19:31
*ほたかさん こんばんは♪

空が明るくなるだけで、太陽が見えず、日の出までの時間が読めないからかもですね。

なるほど〜確かにそうですよね
そしてちょっと目を離した隙に、ちゃっかり昇っちゃってたりして
あわわわ…ですよ(笑)
それから真っ赤に染まる槍〜大キレット〜穂高の山々を見たら
鼻血出ちゃうかもしれません。
でも、モルゲンロートが見られるのってどういう条件なんでしょうね?
春から冬の間のどの季節がモルゲンロートが綺麗だとかあるのかな?
気温差が激しい日…とか?
涸沢からは割と赤くなった穂高は見たんですが
それでも真っ赤に燃える…というほどではなかったです。
レタッチしてまで写真を赤くしたくないし
この目で見るまで通うしかないですね(笑)


青い空に白い雲、これは絶対条件です。
雲一つもないと面白くない絵になってしまう気がするんです。
それってとっても贅沢な話ですが笑
雲自身がまるで走ってるかのような、この時の雲は
見ていて気持ちよかったので、それをステキと思っていただけると嬉しいです(*´ー`*)

それと…陽の高さによって違う、カラマツの色や木々の見え方
それをわかってもらえて嬉しいです♪
見た目に美しいとは言えない写真だったんですが
その違いを見せたくて狙って載せました(笑)

いつもコメントありがとうございます。
只今、赤岳の記事を執筆中です(*´罒`*)♡

Commented by mt_kawamin at 2015-12-07 19:43
*cyu2さん こんばんは♪

本当にあの秋の二日間、とんでもなくいい日和でしたよね〜
cyu2さんが居た三日間が一番よかったのかな?
蝶ヶ岳登った日は、風がほとんどなかったって言ってましたもんね♪

カラマツってどこで見ても大好きで
八ヶ岳でもすぐ探しちゃうんだけれど
上高地へ着いた日のカラマツは特別すごかった。
あれはもう午後の光があたったから余計に綺麗だっただよね
たまには遅く着くのもいいのかも?(笑)


それと最近…というか、たまーに貧血あるんです
年?(爆)
シャリバテもあるんだけど、朝、どうしても沢山たべれなくて
急登歩いてると足が言うこと聞かなくなって下山…ていうことも??
下山してご飯食べたら治った…なんてことも少なくないんです。
で…
この記事のTOP画像!わーーいやったー❤︎
これ、悩んだの〜〜パッ見とっても地味でしょう?
槍穂の展望地にいるのに、この地味な写真?
と90%の人にはそう思われるんだろうなって思って
最初は槍穂の写真にしようかと思ったんだけど
「やっぱり違う」
と思って
蝶ヶ岳の朝の雰囲気がよりよく出てると思ってこれにしました。
それを好きって言ってもらえて
ほんとーーーに!嬉しいーー❤︎


で・・・話変わってチャンプ。
そうそう
手に持ってるのが名刺(笑)
丹沢詳しい方の話だと
可愛い子に配ってるそう。
因みに私と一緒に歩いてた子がすっごくめちゃくちゃ可愛いので
恐らく最初は彼女に言ったんだと思うの
「名刺持ってる?」って(爆)
わたしはオマケでした(*´罒`*)♡

へへへ、貰っちゃったよ〜ん♪