つながる*noyama

花を巡る 秋田駒ヶ岳〜八幡平 PART1

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2015.7.4〜5

花の山を巡る旅 第二弾は東北
秋田駒ヶ岳から八幡平へ







秋田駒ヶ岳へ行こう


誘われたのはもう3ヶ月以上も前のこと
秋田駒ヶ岳と言えばムーミン谷
何年も前から憧れていた地である。
誘われたらYesの言葉しか出ないのは当たり前だ。
行きたーい
と返事をした日から、
チングルマの花咲くムーミン谷を想う日々が始まった。




当初、秋田駒へ行くメンバーは5人の予定だった。
出発日まであと1ヶ月を切ろうという頃に一人が怪我。
出発の数日前にはもう一人がお身内の病気で急遽来れなくなってしまうことに。
「秋田駒へ行こう」 発起人3人の内の2人が来れなくなるなんて・・・。


これは・・・何かの暗示か?
天変地異が起こるとか?

なんてこと一瞬脳裏を過ぎったが
イヤイヤ、そんなことはないし。たまたまだ。。。
ついついドラマチックな妄想をしてしまう。私の悪いクセだ。



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7月4日 Fri


22:05 浜松町バスターミナル集合

なんだか中途半端な時間の集合だなぁ と思ったら
私の遅刻対策だったらしい…。
Kさん・・・Kさん・・・なによぉっっw



今回一緒に歩くのはいつもの飲み、いつもの山のメンバー
SちゃんとKさんである。
気心知れている仲間なのでわがまま言いたい放題・・・
ではなく、安心して一緒に過ごせるのが嬉しい。



22:25発 
レイク&ポート号 田沢湖行き発車


明日からの一泊二日の山旅が楽しく無事に過ごせるように
バスに乗る前に買い込んだビールでまずは乾杯♪
スカイツリーが反対側で見えないだとか
私のスリッパが片方しかないだとか
やんややんや・・・たわいもない話をしている内に消灯の23時。
明日の朝まで強制睡眠。
おやすみなさいzzz・・・


そしてぐっすり眠れないまま夜が明けた。
いつものことだが、夜行バスで熟睡出来た試しがない。
前の席のお二人さんの手のやり取りが気になって眠れなかった訳では決してない。
そう、足が下がってるとどうも眠れない質らしいのだ。


「お客さん、終点ですよ」
電車では爆睡して肩を叩かれたのは一度や二度ではないのに…。
バスだと眠れないのだ。



横手〜角館〜と過ぎ、予定より早く田沢湖駅到着


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これから二日間の行動はレンタカーで。
事務手続きを・・・。


私: あ・・・眼鏡忘れた。

S: え?じゃ運転出来ないじゃん!

私: でも免許、眼鏡使用じゃないから。

S: 何よ、大丈夫じゃーん

私: うん。でも免許忘れた。

S&K:   信じらんない。。。




「私も運転するから」と豪語した割には免許を忘れてくるという
ある意味、期待を裏切らない私の行動?に二人ともがっくりはしなかっただろう。


あ…確信犯ではないのです。
えぇ、決してそんな。本当だってば…汗


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さて気を取り直し、事務手続き済ませて荷物詰め込んだら登山口までGo♪

コンビニで朝ごはんとお昼ゴハンの調達をする。
田沢湖駅出発して近くにあるのがLA◎SON、
国道へ出てyamaza◎i dailyがあるが
それを過ぎるとコンビニはないので要注意だ。
この辺りにコンビニがあまりないせいなのか
まだ9時だと言うのにLA◎SONでおにぎりの在庫がゼロには驚いた。
寧ろ、コンビニがないせいでLA◎SONへ人が集まりすぎての在庫ゼロなんだろうか。



さて今日は岩手県側の国見登山口から。
登山口には無料の駐車場と国見温泉の宿二軒がある




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辺り一面に硫黄の匂いが漂っている。
下山したらここのお風呂に入れるのも楽しみなのである。
空には怪しい雲がモクモクだが
梅雨のこの時期、多少の雨は承知の上だ。


9時50分

さぁ、行こう。



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ぬかるんだ登山道が一部あるものの
整備され歩きやすい




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写真撮りながらゆっくり歩いて50分もすると
横長根分岐に



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横岳 大焼砂方面へ



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どこか里山を思わせる登山道
足元には草花とその向こうはブナの木の森。


ブナは森の女王と言われ その床(土)はふかふかのスポンジのようだという。
なるほど、歩いていて気持ちいい筈である。
そのスポンジはダムの役割もするらしく、天然のろ過装置となり
透明無垢な水を少しづつ湧き出してくれるそうだ。
またブナの実は脂肪分が多く、森の生き物の大切な食料となるらしい。

そう言えば、ブナの木にはたくさんの若い実がなっていた。
あれだけ実っていればクマも下界へ下りてこなくても生きていけるだろう。

里へ下りてきたクマが猟友会により・・・
というニュースは毎年聞く話だ。
クマに遭遇したくはないが、
クマ好きな私にとって聞きたくないニュースだといつも思っていた。






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さて…
のんびり歩いてると灰色の空から
いよいよポツポツと



雨の降り始め、傘で大丈夫だろうと箍をくくっていたら
それはすぐに本降りに。
樹林帯の中でレインウエアを着込み
しばしの間樹の下で雨宿り。

余談だがレインウエアを着るのは面倒くさい
けど お気に入りのレインウエアなので着ているのも満更でもない。
そういう意味でも気に入ったものを身につけると言うのは
モチベーション保つためにもいいことだと思ったりする。


そう言えば尾瀬でも平標山でも歩き始めはいつも雨だったな。



11時19分 第二展望台


第一はどこなんだ?
なんの展望台なんだ?
何にも見えないじゃないか!

なんてツッコミ入れつつ、展望がないので先へ進む。
この辺りから目の前が開けてくる。


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ハイマツ帯になり稜線歩きとなるが
当然あたりは真っ白けで眺望なし。



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男岳への分岐を左に見て
横岳は直進。
この辺りから砂礫帯となりコマクサの群生地となる。
ゆっくり女王を撮りたいところだが
雨こそあがったがとにかく風が強い。
体感温度が下がってくる
そんな日に限ってグローブを忘れ、指先が途端に冷たくなってくるのだ。
と言うか、どんだけ忘れ物してるんだ?って話だ。







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KさんとSちゃんはどんどん先へ。
置いてきぼりくっちゃったな…
しょんぼりだが、凹んでる暇はない。
持ってるもの全部着ちゃおう。
それほど寒かった。




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タカネスミレ




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12時12分  大焼砂







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ガスが湧いては消え湧いては消えていく
深い谷間から吹き上げてくる風に乗りガスが消えていくと
緑の斜面が現れる、それも一瞬で見えなくなってしまうけれど。




12時25分 
横岳 1583m 登頂



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周りはガスで真っ白だ。当然、眺望はない。
登頂と言っても達成感もない。笑
簡単にパンをお腹へ入れたら先へ行こう。





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横岳から阿弥陀池へ向かうトレイルの両脇はミヤマダイコンソウの群生地らしく
足元を黄色で染めている。
その間に見え隠れしてたのはオオバキスミレと紫が鮮やかなハクサンチドリ
眺望はなくてもこれだけ沢山の花に囲まれると
なんだか楽しくなってくるから不思議だ。
そして、もう寒くはない。






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右手を見ると眼下に大きな雪渓が広がっていた
一瞬、海に浮かぶ流氷のようにも見える。





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少しづつ下っていくと左手の斜面はエゾツツジがいっぱい。
この辺りのエゾツツジはまだ蕾がほとんど。毛むくじゃらな蕾が可愛らしい。
産毛についた水滴がフルフル震えていた。






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ムシトリスミレ





12時52分  阿弥陀池 着




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トイレへ寄り避難小屋の中を覗いてみると
小屋の中では数人のグループがお食事中だった。
こんな眺望もなく寒い時にはここでゴハンは良さそうだな
なんてことを思いながら先へ。


男女岳(オナメダケ)へ登ろうと階段を登り始めると
右側の斜面にチングルマが咲いている。
これは見に行かないと!
浄土平へ向かう斜面を下りていくとその斜面にはチングルマと
今日、会えるのを楽しみにしていたヒナザクラの群生!






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わぁぁ♡

なんて可愛いんだ、ヒナザクラ。
初めまして…
アナタに逢うためにここへ来ました。




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下山は陽が傾く前に・・・
と思いつつ、花の写真を撮っていると中々先へ進めない。
いやいや、そろそろ行かないと
この後山頂デザートも待ってるし、ムーミン谷も。




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そして口から出るのはいつもの台詞




「あと一枚だけ撮っていい?」





つづく…。
PART 2は→こちらから♪












by mt_kawamin | 2015-07-10 11:39 | 山登り | Comments(6)
Commented by hiro_1957 at 2015-07-09 18:51 x
今晩は、かわみん☆
前回前々回と素通りしたのはblogがつまらなかった訳じゃなくコメントするタイミングを逃したからかな???
ミシュランの高尾山もビールも興味あるし
ゴローの靴は昔から一足はオーダーしたい靴なんだけど、巣鴨に行く間が無くてさ…(≧∇≦)

処で今回のムーミン谷は素晴らしかったみたいだね。
この間の仙ノ倉といい、花を求め追い掛けて登る山は楽しいでしょう⁈
毎年ツボを押さえたいい処にタイミング良く出掛けてるから流石だなぁ〜と感心する事ばかり??
まっ、ワザと免許証忘れて行ってblogで確信犯じゃないと言い切る所なんかスゴく大好きだよ??
俺は弟子だから一緒の時は運転するからさ!
でも、かわみんと2人の時限定で(^o^)/

またお邪魔するね??✌??️
Commented by akko-kornblume at 2015-07-09 20:01
わみ姉、こんばんは〜!

最初から、笑わせてもらいました(笑)
わみ姉、忘れ物女王だーって、いつも自分が言われる事言ったりして^_^;

それにしてもお花いっぱいですね♡
寒そうではあるけど、これだけ可愛い子達に会えたら
笑顔になるね♡

ヒナサクラ、可愛いね!
私が行った時は咲いてなかったんじゃないかな?
会いたかったヒナサクラに会えて、
わみ姉、良かったね(o^^o)
Commented by くまみん at 2015-07-09 20:04 x
ムーミン谷にミムラ姉さんは居ましたか?(笑)
Commented by mt_kawamin at 2015-07-09 21:02
*hiroさん、こんばんは♪

うんうん、わかってるよ
記事をスルーしてるだなんて思ってないから大丈夫♪
うん、これっぽっちも思ってないよ笑
あ、そうそう、ゴローの靴。
足型を紙にとって送れば注文も出来るよ、w

ところで・・・ムーミン谷、まだ記事にはしてないけれど
本当に素敵なところだった。
ガスが湧いてるからこそより美しく見えたのかもしれないし
もしかしたら晴れならこれ以上の美しさだったのかもしれない。
いずれにしても・・・・
とても静かで穏やかで、美しい谷間でありことには間違いない。

本当はね、チングルマの盛りは丁度私たちが平標山へ行ってる時だったらしい。
あれから3週間。そりゃ花の状態もだいぶ違っている筈。
それでも私が魅了されるほどだったんだから
本当の盛りの時期に行ったら下山しなくなっちゃうよね。

免許書w
だーかーらーー!本当に忘れたんだってば。笑
二人で行けること、楽しみにしてるぅ〜

Commented by mt_kawamin at 2015-07-09 21:07
*やぐこ こんばんは♪

きてくれてありがとー♡
ふふふ、そうなの。忘れ物女王なのよ、私。
今回の忘れ物なんて甘い方だってば。笑
まぁ、忘れ物が致命的な物じゃなかったから
こうして笑っていられるけど
本当はダメなのよね??

そしてヒナザクラ
初見のはなだっただけに興奮も半端ない!w
ハクサンコザクラよりも少し小さくて
真っ白というより、アイボリーがかった色がまた素敵で♪
今年は花に逢うための山行だな〜って思ってるよ

もう少しの間、お花を愛でる山歩きが出来たらいいな
ね〜♪

Commented by mt_kawamin at 2015-07-09 21:09
*くまみん こんばんは♪

ここに来てくれるの、嬉しいな〜♡

ところで・・・むーみん谷。
それはそれは夢の国。夢見る少女じゃいられない。けど
夢見たっていいじゃな〜い♪


で・・・ミムラ姉さんは見当たらなかったなぁ笑
ミーと買い物に行ってたのかも♪
帰ってきたら連絡するね♡笑