つながる*noyama

残雪の立山へ  - part 6 最終章 -

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写真は大汝山山頂から


Part 5 は→こちらから♪






別山から真砂岳へ登り返し
東の切れてる側には至る所にクラックが一直線に入っていて
ビビりな私はおっかなびっくりです。








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雪崩れる雪と一緒に自分も落ちていく図を想像してしまいます。
まったく、、、、想像力逞しすぎな自分に唖然ですよ。





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こんなところを見ると
「雪庇踏み抜き、滑落」
そんな言葉も脳裏を過ります・・・
一人で想像して一人でビビるワケです。

でも・・・それとは別に
かき氷の氷を崩してる所にも似ていて
なんとな〜く美味しそうだと思ったり。
先端をサクっとやりたいな〜なんて衝動にかられたり。


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無修正でもこれだけの碧い空の下
しかも雪山
こんなところを歩いていると 不思議なもので、
私のようなヘタレでもいっぱしの山屋になった気分で
自分を誇らしく思ってしまう。



それは大きな勘違い。
頭を振って「まだまだ未熟者」と自分を戒めます。
兎にも角にも。。。
歩いている時
頭の中ではいろんなこと考えて、妄想して
忙しいったらありません。
妄想祭りだワッショイです。

尤も・・・
身のあることは一切考えてないですが。笑
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富士ノ折立へ着いてプチ休憩
レイヤリングの調整などして出発





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すぐ目の前の雪の壁を登りきって歩き出して  あれ?

・・・カメラ置いてきた・・・

そうなんです。
休憩した時にザックを置きカメラを置き
そのまま置き忘れ。

ちょっとした高さの壁なので大したことないんだけれど
上から見ると垂直に落ちてる気がして
これが、怖いんです・・・。
自分が忘れたんですから自分で取りに行くのが当たり前なんですけど
Kさんに「ここで待ってていい?」と言われ
ケチくさっっ
と内心思ったのは内緒の話。笑
尤も・・・目と鼻の先程度の距離ですけども






さて気を取り直して先へ。


ここまでで会ったのは同じルートで歩いている2組、逆方向から来た方お一人
人の声なんて全く聞こえないんです。


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静かで
とにかく静かなのです。
北アルプスの人気の山なのに
この景色、今は独り占め
いや、二人占め




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誰もいない
ザクザクっという足音しか聞こえない贅沢な時間
こんな時間
そうそう出逢えないもの
だからノンビリ歩いちゃう。目に焼き付けちゃう。



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そして大汝休憩所 着
もちろん、まだやってません。
みなさんご存知 『春を背負って』のロケ地になった山小屋です。
コンクリートブロックと石に囲われた
雪深いこの地でビクともしない設計の山小屋。


休憩所の右側を回り込んで
目の前の小さな登りを登りきると大汝山山頂

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振り返れば劔が・・・






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わっ・・・・








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うわぁぁぁ・・・・・




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なんて景色なんだろ






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なんて美しい山並みなんだろ




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目の前に。。。
ううん、360度ぐるりと名峰に囲まれて
気が狂いそうです。
あまりの感動にその場に立ち尽くしてしまうほどなのです。
この感動
この目の前の景色を言葉で伝えたいのに
どんな言葉を以ってしても
きっと陳腐な台詞になってしまうんだろうな


それくらい
美しくて感動で
その場にいられることに感謝しないではいられないのです。







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右を向いたり左を向いたり振り返ったり
30分以上も大忙しの大汝山山頂

イケてる名だたる山々に囲まれてしまったら
目が♡で先に進むなんて、その手を振りほどいて立ち去るなんて
後ろ髪引かれるなんてもんじゃなく
身を切るほどの思いでこの地を後にします。





この先は残すところ雄山だけ。

大汝山からトラバースするように山頂の下まで辿りつくと
神社の下からやらしい壁を登っていきます。
ここが怖かった・・・


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登りきってお社を見上げると目の高さの下に鳥居。
稜線上はすっかり雪がないと思ったけれど
吹き溜まりになってしまうところではまだまだたっぷり。




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雄山山頂からの眺望は素晴らしいと聞いていた。
その通りだ。
でも、
山の上に立つと遮るものがなにもない大汝山から見渡す景色が
私は忘れられない。
登ったことのない人には是が非でも登って貰いたいなと思う。
あんな感動って今までなかったもの。


北アルプスの中心で愛を叫びそうだったくらい。笑



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感動するのに時間を費やしすぎて
この後、最終のトロリーバスに乗る為に
全速力で下山したことは言うまでもない。汗



劔・・・立山・・・
歩かせてくれてありがとう



おしまい


※三山縦走するには雪山装備は必携。アイゼンは前爪付き。(GW時)ある程度の経験が必要です。
初心者のみの山行は危険なので充分なスキルを持った経験者に同行してもらいましょう。
某山雑誌にstep upの山として取り上げられていましたが
全体を通して難しい箇所はほぼないんですが、2箇所?ほど怖いなと思ったところがありました。
アイゼンワークをしっかり習得してからでないと危険なのでは?というのが率直な感想です
↑これはあくまでも個人的な見解です。


by mt_kawamin | 2015-05-16 14:52 | 山登り | Comments(4)
Commented by hiro_1957 at 2015-05-16 17:24 x
かわみん、お疲れ!

見応えたっぷりの写真のオンパレード、
碧い空に白い雪が画面からでも目に焼き付くよ??
このダイナミックな景色を360°ぐるっと観れたら
お漏らししちゃうかも?(爆笑)
こんな素晴らしい感動を与えてくれる山々に抱かれると、下界のオトコなんてちっぽけに思うんだろうなぁ??
兎に角、下山してからオンオフの切り替えが大変そうだね!
まだ次のがアップ控えてるんだっけ??
忙しいかもしれないけど、楽しみに待ってるからさ〜!
其れと、西丹沢から大倉に縦走はするの?
多少は情報をアドバイス出来ると思うから何時でも訊いて下さい??✌??️
Commented by 紅葉 at 2015-05-16 20:00 x
かわみんさーーん!こんばんは☆

残雪の立山、イッキ読み~!!
ホント素敵な山旅だったのが伝わってきます♪
きっと素敵なパートナーさんと一緒だったからに違いないっ 笑

私もこの夏は、北アルプスに挑んで参ります!!
(超自信ないんですけどぉ。。) 
もちろん素敵なパートナーさんと一緒にね♪

次回の更新も楽しみにしていまーーす♡

Commented by mt_kawamin at 2015-05-17 20:11
*ヒロさん こんばんは♪

いつもコメントありがとう(*´ー`*)
大汝山からの大展望は本当に素晴らしくて
なんて表現したらいいかわらかないんだけど
この世にいるとは思えない感動?だったんだよ
下界の男とこの感動は一緒に考えられないから
下界の男、それはそれでいいんだよ(爆)

そして、そう!
下山して一人になった時の寂しさったらなかった!
新宿のネオンが見えた時の寂しさはいつもなんだけど
なんていうか・・・
泣きたいくらいだったよ〜

そうそう
西丹沢から大倉、やるつもり!
やるにはやっぱり送って貰わないと出来ないけど(笑)
暗いうちから歩き始めないと、大倉到着暗くなっちゃうなー
17時までには大倉に着きたいな〜って思ってます
計画立てる時は相談させてね♪ヨロシクです
Commented by mt_kawamin at 2015-05-17 20:29
*紅葉さ〜んこんばんは♪

コメントありがとう(*´ー`*)
立山のBlog、一気に6まで読んでくれたの??
わぁーーーー嬉しいっ!
立山の山行は本当に夢見心地で
夢なのか?現実なのか?って思うくらい素晴らしかった。
時間が経つのが怖くて終点に着くのが寂しくて仕方なかったよ

ところで・・・紅葉さん、北アはまだ歩いてなかった?
思うより優しく迎えてくれると思うよ
楽しい山行がたくさん待ってる筈♪
お互いに素晴らしい山行に出会えるといいね♡