つながる*noyama

雪の谷川岳へ

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北八ヶ岳の記事のupがまだですが・・・その前に。


2015.3.22 sun

念願の雪景色の谷川岳へ。






前日の夕方から
何が原因なのかわからなかったけれど
急に体調がおかしくなり、翌日予定してた谷川岳も無理かな
と思っていた。

朝目覚めると 前夜の気持ち悪さや怠さがなくなってたので
予定通り谷川岳へ行くことに。


山友Kさんとはこれまで何度も一緒に登ってる仲
だからと言って迷惑はかけられない
そんなことを思いつつ待ち合わせの東京駅へ。




今日は初めての新幹線山行!



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憧れの「MAXたにがわ」だ。
ずっと乗ってみたかった上越新幹線 MAXたにがわに
東京駅で大興奮。
もちろんわたくし、撮り鉄でも鉄子の部屋でもございません。

この新幹線のチケットがなかなか取れなかったが
Kさんが頭を捻り足を運び
そしてとってもお得感満載のチケットをGetしてくれたのだ。
いやはや、さすが電車慣れしてらっしゃる。
Kさんに感謝しつつ、車内でもウキウキワクワク窓にかぶり付き!
新幹線往復だけでも大満足な勢いだった。

そんな私の興奮に反し
大宮〜越後湯沢間がノンストップという速さで
あっという間に越後湯沢駅に到着。
MAXたにがわ様に後ろ髪引かれつつ ローカル線に乗り換え土合駅まで。
土合からはバス便もあるのだけれど、到着時間にバスの発車時間という不運に
谷川岳ロープーウェイまで20分程歩く。


緩やかに登りが続く舗装路なのに
足がなかなか動かない。いつものように歩けない
肩にかかるザックがやたら重く感じる。
一抹の不安を抱きながらロープーウェイ駅へ。
余計な荷物はコインロッカーへ仕舞い、身軽になっていざ♪




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ロープーウェイを降りて振り向けば
左から笠ヶ岳、朝日岳、白毛門が目の前に。




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左を向けばニャンコの耳もくっきりと望める
厳冬期の何もかもが凍りつき 真っ白な世界の美しさとは違う
春の陽気のこの日、空の青さもなんだか優しげだった。




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歩き始めた頃、気温は13℃。
上州の山々にも春の気配が感じられるようになっているようだ。
2週間前に歩いた唐松岳の寒さが遠い昔の話のように感じるほど。
足元の雪も水分を含みだいぶ重い。




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実は既にこの辺りでも相当疲れていた。
熊穴沢避難小屋まではあともう少し。




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そして雪に埋もれている熊穴沢避難小屋着

無雪期に見る避難小屋はしっかりした作りの立派な小屋。
それがすっかり雪に隠れてしまう程
ここの冬は厳しいってことだ。

わーすごいなー
なんて思いながら先へ進む。

が・・・足が思うように前へ進まない。
重い。
雪が水分を多く含んでるからって・・・
それだけではないのは自分が一番よく知っている。



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長く続く急登にうんざりする
気持ち悪いし貧血なのかめまいでクラクラする。
どこまで歩けるだろう
こんなに真っ青な空なのに登頂できないの・・・?
あそこに見える岩まで歩いたら・・・
稜線の平らなところまで歩いたら・・・
肩の小屋に着いたら
そこを今日のピークにしよう

と、ずっと思いながら歩いていた。




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シャリバテもあるのかも?
でもまた気持ち悪くなったら嫌だし・・・
Kさんからレモン味のグミを二つ貰いモグモグ。
一つは噛んで飲み込み、もう一つはゆっくり味わう。
糖分のおかげなのか頭が少しスッキリしてきた。
肩の小屋まで頑張ってみよう。




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来た道を振り返りながら
また空を仰ぎながら一歩一歩


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13:12 肩の小屋 到着



着いてみれば、夏道のCTより若干の遅れだけだったらしい。
ここまで来たら山頂はすぐそこだ。
そう思ったらまた元気も欲も湧いてくる。
もう少しだけ歩いてみようか。






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見覚えのある道標にも力を貰う。
あと少し。






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ヤッターー♪


13:24 谷川岳山頂 トマの耳登頂







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仙ノ倉山へ続く稜線





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オキの耳から一ノ倉岳〜茂倉岳への稜線
手前に見えるのがニャンコのもう一つの耳
オキの耳である。

肩の小屋に着いた時は
『トマの耳まで行ければ・・・それだけでいい』
なんて思ったのに、トマの耳に着けば
『やっぱりオキの耳も行っとく?』
なんて事を思ってしまう。

一つ達成すればまたもう一つ
とキリがない。
欲深いな〜と思うけど仕方ない。
だって人間なんだもの。

み◎お

と、かの有名なあの方が言ったかどうかは不明だけど。


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さて
オキの耳に向かっていざ!








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13:40 谷川岳山頂 オキの耳 登頂




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長く続く稜線を眺められるのは
山の頂にいるからこその特権

ここまで歩いてこれたことに感謝しつつ
名残惜しいけれど下山だ。




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登る時には気づかなかったイグルーが。
誰が作ったんだろ?
なんの為に?

(と、思ったら前日来ていたSNSのフォロワーさんが作ったらしい!)






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登っている時
『撤退』
の2文字が常に頭にあったけれど
青空の下 雪の谷川岳に登頂出来て
幸せだなぁと思ったこの日。
気遣ってくれたKさんにも感謝感謝である。



そして下山するのはいつもながらあっという間だ。
本当は山の中にもっともっと長くいたいけれど
山も腹八分目がいいのだ
それが一番楽しくて
それが次の山への夢と希望になる。




*おしまい*



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《番外編》


ローカル線の旅 上越線 「土合駅」



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みなさまご存知、谷川岳の登山口にほど近いJRの駅「土合」





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ここは無人駅(季節によっては有人?)
上り列車で着いた時、切符は切符入れに入れるだけ


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SuicaもPASMOも使えません。
乗り越し清算も出来ないので清算は電車の中で。



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そして↑こんなものが置いてあり、乗車証明を取るようになっている。




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そして有名なのが下りホームからの階段
↑の通り486段らしい。




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この長い通路に出る時
猛烈に強い風におみまいされる
風速20m以上はあるであろう強風は
この通路へ入ることを拒んでるかのようだ。

そしてこの先からが例の階段。




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延々と続く階段
階段の終わりがどこなのか確認できない程
あ、そうそう
迷信だろうけど、ここの階段は数えてはいけないらしい。
数えると遭難するって。。。。



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階段を下り切るとそこはホームだった。
元々、手前の広いホームを使っていたらしいけれど、
今は柵の向こう側の狭いホームが使われている。
無駄に広い。(笑)


電車が近づいていてくると風が鳴る


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鉄道の写真を撮りながら
中居精也はすごいなぁ〜なんて事を思う。





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《番外編》 おしまい






by mt_kawamin | 2015-03-24 17:52 | 山登り | Comments(6)
Commented by pallet-sorairo at 2015-03-23 20:11
かわみんさん
スキルアップすごいですね~。
山登りのよきパートナーをゲットして
すばらしいです。
冬の谷川、行ってみたいなぁ。
Commented by mt_kawamin at 2015-03-23 21:08
*palletさん ご無沙汰してます♪
コメントありがとうございます(*´ー`*)

うちの相方は雪山は残雪期しか行ってくれないので
(寒いのが絶対嫌なんだそうで)
何度か山一緒していた友達と行くようになりました。
気を遣わないし安心して登れて有難いです♪

スキルアップ出来てるのかなぁ?
出来てたらいいんですが(^^;;
雪山の難易度イロイロなんでしょうが
天狗岳が天気悪く強風で一番強かったー
谷川岳はいい山ですね。
囲んでる山々もステキでした♡

Commented by ゆき at 2015-03-23 21:38 x
かわみんさん、こんばんは~。
えっ、なになに? 2週間前に歩いた唐松岳?
な~んだ、しっかり山歩きを楽しんでいるんですね。
しかも雪山!若さと行動力が羨ましいことです。
そうそう、宿題なんかほっといて出かけよう!
私も北大散歩レポやなにやかや溜まっているけど、
明日は春に会いに行っちゃうつもり。
Commented by mt_kawamin at 2015-03-23 22:03
*ゆきさん こんばんは☆

北八ヶ岳の記事UPするつもりが
そっちは長くなりそうなので
昨日登った谷川岳にしちゃいました♪
その前の唐松岳も先になるかも?です(笑)
唐松岳は初だったんですが
劔が目の前ですごいでしたよ〜
谷川岳はすっかり春めいてました♪

ゆきさん、北大って??
アメリカ?北海道大学??
また遠くへ旅行行ってたんですか?

私はもっと雪山行きたーい!です(*^^*)

Commented by hiro_1957 at 2015-03-23 23:50 x
かわみん、今晩は♡

春めく谷川、お疲れ様でした!
体調以外はパートナーを筆頭に全てがベストコンディションだったんじゃない?
気温13℃は登っていて暑そうだけど…????

今回も素敵な写真をありがとう!
良いものを見せて貰えて感謝です。
ハイライトの効いた青空が雪山に春を感じました。

そうそう、土合駅の階段は数を数えちゃいそうな自分です(笑)
昔、谷川岳での遭難者が東京に次いで多いのが神奈川県人とのことで丹沢に登山訓練所(今は廃屋)が設立されたと聞いた事ありました。
訓練所から真っ直ぐ小丸へ登る小丸尾根のことを以前は
俺らも訓練所尾根と呼んでたっけ!

また覗きに来るね!
楽しみにしています*\(^o^)/*


Commented by mt_kawamin at 2015-03-27 07:40
*ヒロさん おはよう♪
返事遅くなっちゃってゴメンね??
昨夜は(も?)酔っ払で寝落ちw

天神平の駅に着いた時、見渡す景色は春霞の中で
青空勿論あるんだけど、薄い水色。
足元の雪はザクザク。
すっかり春めいた山を感じたよ。
唐松岳登った、たった二週間前とは
季節がガラッと変わってしまったみたい!

山友には無理しなくていいから
と何度も言われながら、結局登頂出来て、今思えばそれは魔法の言葉だったのかもね(笑)

ところで、丹沢の登山訓練所。
二俣の手前にある廃屋のこと?
それが、そんな意味合いで建てられた物とは知らなかったなぁ。
と言うか…そんなに遭難者が多かった事に悲しみを覚える。
人口多い順だろうし、当たり前って言ったら当たり前だけど。
そうそう。
歩いてる途中で地鳴りのような音が聞こえたよ。
雪崩の音。
見渡せる斜面にもクラックが沢山入ってて
やっぱり怖いなぁと思った。
気をつけなきゃね。

ヒロさんいつもありがと♪