つながる*noyama

晩秋の尾瀬へ -Part 1-

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小屋閉め前の先月のお話


2014.10.10~12

晩秋の尾瀬を旅してきました





この10月の連休には北アルプスを歩こうと計画していた
双六~鷲羽を歩いた後 西鎌尾根から槍ヶ岳を眺め
欲張って南岳から大キレットを眺めよう・・・と。


ところが大型台風が来るとか来ないとか?
と悩ましい天気予報だった。
この山行、ソロで計画していたので
「台風」
の二文字に相方が難色を示し始め中止の方向へ話が向かいそうに
中止命令がくだったらたまんない
それなら・・・
万が一台風の影響を少し受けても大丈夫そうな山域にすれば?

と、急遽歩き慣れた尾瀬へ向かうことに。
そして尾瀬に行くにあたり 尾瀬へ行った事がない友が
これまた急遽一緒に行くことに。

全然ソロじゃないじゃないか!


今回の行程
1日目 鳩待峠~尾瀬研究見本園~竜宮~見晴
2日目 見晴~尾瀬沼~見晴
3日目 見晴~三条の滝~東電小屋~牛首~鳩待峠

2泊3日の尾瀬悠々ツアー
ガイドはわたくしが勤めさせて頂きます


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2014.10.10  (Fri)


2泊3日の尾瀬満喫ツアーならば
尾瀬沼~尾瀬ヶ原~と歩くのがグルリと歩けて一番だけど
尾瀬が初めての方には山ノ鼻から尾瀬ヶ原に入り、ドドーーンと広がる湿原を見て欲しい
そんな想いが私にはありまして
鳩待峠in 鳩待峠 out の旅に。

前夜、山友 Kさんをmyカーでピックアップ後、目指すは戸倉駐車場
車の中で仮眠をとったらゆっくり準備をして乗り合いタクシーにて鳩待峠へGo



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「木道滑るからね~」
なんてガイド風?先輩風をチラッと吹かせながら
まずは山ノ鼻までの木道歩きを楽しむ



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「ネッ?綺麗でしょう?」
と半ば強制的にうんと言わせようとも思える私の問いかけに
「ホントだね~」
と聞いて満足する
尤も、疑問符突きつけられたら鼻息も荒く反論しますけども

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色彩のシャワーを全身に浴びながらその一歩を楽しむ森




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kさんから質問されるとガイド風をまだ吹かせます
「そう尾瀬の木道は右側通行だよ。」
「あ、この鐘は熊避けのね。人がいるのを知らせるの」

なんてね

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お喋りと写真を撮るのに時間を忘れ
山ノ鼻につけば鳩待峠から既に1時間以上も経っていたのには驚き
尾瀬ヶ原はまだお預け。先ずは尾瀬研究見本園へ

ここもわたしの大好きな場所だ。

Kさんに問われる
「結構時間かかるの?」

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単純にどの程度の時間がかかるのか聞いたんだろうけれど
『そんなにかかるの?』
だなんて難色示されても困る


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「ん?グルッとすぐ」

簡単に周れるほど尾瀬は狭くない。
この研究見本園でも。
尤もここへ足を運べばすぐ周れる訳がないことくらい一目瞭然なのだけど。

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スゲやカヤの草紅葉が黄金色に光る湿原
これを目の当たりにしたらきっと好きになってくれるはず



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その目で肌で耳で身体中でこの空間を感じれば
私のへたなうんちくなんて必要なく
尾瀬の素敵さをわかってもらえる筈



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カサカサっと

乾いた葉の擦れる音すら心に沁みる





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盛花の季節は彩りも鮮やかな花達も終盤
すっかり乾いた花達だけれど
憂いを含んだ姿に私は何故だかそそられてしまう


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尾瀬研究見本園
グルッとすぐ たったの?40分♪


さてそろそろ尾瀬ヶ原へ

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どう?

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どう?




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君の目には
この広大な湿原はどんな風に写ったんだろうか




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黄金色に波打つ草紅葉
キラキラ光る池塘 静かに写る空の景色



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太陽が雲から顔を出すたびに
湿原が山肌の木々が輝いて
その美しさは言葉になんて出来ないほど




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気に入ってくれたらいいな






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好きになってくれたらいいな




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ゾロゾロゾロ
みんなの後をついてのんびり歩く



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この景色みてるだけでお腹がいっぱいになる





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一列に並んで・・・
記憶を身体中に閉じ込めよう





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言葉にしなくてもわかってくれるよね
どんなにか素敵な場所だってこと



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尾瀬の旅は
まだ始まったばかり・・・




Part 2へ続く





by mt_kawamin | 2014-11-04 21:55 | 山登り